ESL Podcastを1年続けて私の英語に起こった変化
2017/05/27
9月も半ばを過ぎ、私のESL Podcast利用歴も1年を超えました。
まぁ、1年もよく我慢!?しましたよねー。
1週間にレッスンが3回もありますからね。
有料会員(月10$)になっているのでラーニングガイドというPDFの文章が読めるのですが、これが各回につきA4サイズで10枚前後。
英文を、毎週30ページは読んでいることになりますが、もうね、最初の頃は読むだけでもたいへんだったー。
これまで受験ですら英語の勉強をまじめにやらず過ごしてきたので、最初は全レッスンをやることができず、EnglishCafeという週1のアメリカの文化や偉人を紹介してくれるのだけやってました。
その後、全レッスンをやるようになったのですが、最初はきつかったです。
今日は、そんな私に起こった変化をご紹介したいと思います。
英文を読むのが(最初よりは)速くなった!
続けていれば、少なくとも最初よりは上達することが判明しました!!
最初は頭の中からギリギリと金属がこすれる音が聞こえてくるような、もう無理!やめて~という悲鳴が聞こえてくるような、そんな状態でした。
意味が分からない部分もたくさんありました。
「この"it"が、なにを指してるのか分からない!!」
「基本的な文法が、この文から読み取れない!!」
といった悲痛な叫びが…。
半年くらいで読むのは明らかに速く、楽になったんですが、1年たつと頭への負担がすごく楽になりました。
背景知識の大切さが分かった!
もちろん、まだ意味がはっきり分からない部分もあります。
特に文化的背景や、英語の感覚的な部分の理解が出来ていないことを感じてます。
背景知識がないと↓のようになります。
英文は読める。知らない単語は使われていない。
でも意味が分からない!!
よく自分の専門分野の英語は分かりやすいという話を聞きますが、まさにそれです。
例えば、握り寿司が今のように世界的に親しまれるようになる前に、日本語を勉強していた人は、平易な日本語の文章で書かれた握り寿司のレシピを文章としては読めても、理解はできなかったかもしれません。
アメリカ人スチュアートさんの場合
握り寿司…はじめて聞くが料理なんだろうか。
炊いた米に酢を入れて手で握る!?
その上に生の魚の切れ端を置く!?
なんだそれは!?食べられるのか!?
いやいやスチュアート、落ち着け。
俺はまだ日本語を学びはじめて日が浅い。
たぶん、俺が読み間違えてるんだ!!
そーに違いない!!
こういったことが頭の中で繰り広げられるわけです。
特に英語を学びはじめの頃は、自分の文法能力にも疑いが濃いので、犯人が誰なのか分からないんですよねー。
今では、自分の読み間違いを疑う前に、Google先生から背景知識をいただくことにしてます。
英文を違和感を頼りに読むようになった!
いわゆる5文型や英語の文法的な分類を、考えないで読むようになりました。
最初から、あまりそのへんは気にしないで読んでいたのですが、それでも読めない箇所は文法を頼りに読んでました。
いまは、違和感を頼りに読んでいるかんじですかねー。
違和感っていうのはですね、例えば、主語の後には動詞か助動詞(canとかwillとか)が来るのが普通です。
それが来ない!!
ここに違和感があるわけです。
あるはずの動詞がない!!
なぜだー!?
それは、主語を説明している文章が続いているからです。
慣れてくると、さくっとこの辺が読めるようになっちゃいます。
慣れって怖いですねー。
ということで、英文法とか五文型とか気にしないで違和感で読んでます。
ESL Podcastを1年やってみて私に起きた変化というのは、こんなところでしょうか…。
あ、まだあった!!
これはすごいですよ!!
びっくりです!!
アメリカ人よりアメリカの歴史に詳しくなりそうで怖い!!
最近、お休みしていたスカイプ英会話を再開しまして、アメリカ人のおじさま、スチュアート先生と話してるんですが、こんな会話がありました。
わたし:イギリスとの独立戦争前に、イーライ・ホイットニーが大量生産で銃をつくったってジェフ(ESL Podcast)が言ってましたわ。
スチュ:えー、大量生産はじめたのはヘンリー・フォードでしょ?それに独立戦争前はマスケット銃を使ってたから大量生産できなかったような…。あれは一個一個作る銃だったはず。
わたし:なんかその1個づつしか作れなかったマスケット銃を、互換性部品をつかって大量生産したらしいっすよ。
スチュ:ちょっとまってー。(Wikipediaかなんかで調べ中)あ!ほんとだー!!しらなかったよー(ここだけ日本語)
関連記事:ESL Podcast English Café 572-1 : 大量生産と互換性部品のアイデアでビジネスを変えた男!イーライ・ホイットニー Eli Whitney
スチュワート先生はチェロ奏者なのに、やたら銃の種類と歴史に詳しいのにビックリ!!
ということで、英語力よりアメリカの一般教養のほうが身についた1年だったような気がします。
背景知識が増えたってことですよ!
そういうことにさせてください。
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