【ラグビー・ワールドカップ×英語】エミレーツ航空のCMが面白い「ルール#1:自分のポジションを離れない」
ラグビーワールドカップのオフィシャルスポンサー「エミレーツ航空」のCMが面白い上に、英語の勉強にもなるというお話。
エミレーツ航空のCMが面白い
いやー、昨夜の日本v.s.スコットランド戦、もう素晴らしかったですね。
頑張ってほしいとは思ってましたが、まさか勝つとは思ってませんでした。すごい。
さてさて、日本中を沸かせているラグビーワールドカップですが、You Tubeでラグビーの試合ダイジェストなどを見ていると、オフィシャルスポンサーの「エミレーツ航空」のCMをよく見かけるのですが、これがけっこう面白いし、よく考えてあるんです。
エミレーツ航空(エミレーツこうくう、Emirates):アラブ首長国連邦のドバイを本拠とする航空会社(日本語版wikipedia)
たった15秒のCMを見るだけで、ラグビーのルールと旅客機に乗る時のマナーが学べる作りになってます。
さらにさらに、実は英語の勉強にもなってしまうという、まさに「一粒で三度美味しい」「一兎を追うもの三兎も得ちゃった」仕様でございます。
今日は一番最初の動画「ルール#1:自分のポジションを離れない」をご紹介します。
エミレーツ航空のラグビーCM解説
エミレーツ航空の旅客機の中でしょうか?
「アイルランド」と日本語と英語で書かれたグリーンのシャツを着た男性がウトウト眠ってしまい、隣の男性の肩に寄りかかってしまいます。
寄りかかられた方の男性は、ちょっと迷惑そう。
そのとき、突然鳴り響く鋭いホイッスルの音!
本物のラグビーの審判ナイジェル・オーウェンズ(Nigel Owens:日本語版wikipedia)さんが登場して、グリーンのシャツの男性に警告します。
"Roll away green, roll away, get back on your own side."
離れなさい!グリーン(のシャツ)、離れて!自分の側に戻りなさい!
to roll away:転がっていく、動いて消え去る
to get back:後方へ下がる、もとに戻る、帰る
グリーンのシャツの男性もしぶしぶ体勢を整えます。隣の席の男性もホッとした様子。
ラグビーのルール:ノットロールアウェイ
審判のオーウェンズさんがなぜ「そこから離れなさい!」と言ったかというと、ラグビーには「ノットロールアウェイ:Not roll away」というルールがあるからです。
○ノットロールアウェイ:Not roll away
倒れ込んでしまった位置が、偶然ボールの上だったり、相手陣地側だった場合、タックルした選手は相手の球出しの邪魔にならないよう速やかにその場から離れなければいけない
ルールを知らなくても十分熱くなれますが、知ってたほうがより面白いですしね。
次も応援がんばる!
photo:rugby union
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