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ESL Podcast English Café 450-1:チャールズ・M・シュルツと漫画「ピーナッツ」 Charles Schultz and Peanuts

2017/10/25

 

ESL Podcast Cultural English(English Café) 450」の1つ目の話題「Charles Schultz and Peanuts」の要約です。現在、英語学習サイトESL Podcastの無料サンプルレッスンをやっています。下記のリンクからポッドキャストが聞けるサイトへいけます。

English as a Second Language (ESL) Podcast - Learn English Online

ブログに公開するのが約1週間遅れとなってしまいました。もし待ってくださっていた方がいらしたら、どうもすいません。遅れた理由はこちらから。

【今週の英語】猫の白内障(cataracts)、男はつらいよ、不気味の谷(uncanny valley)

Cultural English(English Café)はダイアログ形式のレッスンより長めですので、3つに分けてブログにアップします。

 

Charles Schultz and Peanuts

チャールズ・シュルツ(Charles Monroe Schulz)は、1922年にミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)で生まれましたが、育ったのはセントポール(Saint Paul)でした。

 

Twin Cities:双子都市

この2つの都市は隣り合っているので双子都市(Twin Cities)とも呼ばれています。私もセントポールで生まれました。ミネソタ州は中北部に位置し、カナダと接しています。

Minneapolis

Minneapolis

 

Minneapolis, Saint Paul

Minneapolis, Saint Paul

 

yearbook:卒業記念アルバム、年鑑、年報

シュルツより1年遅れてミネアポリスに生まれ、卒業アルバムにサインしてもらった人もいます。その人物とは、私の父のパトリックです。

※ジェフさんのお父さんのパトリックさんとシュルツは、高校の同級生のようです。

 

cartoon:風刺漫画、アニメ映画

高校卒業後、シュルツは風刺漫画を描くための授業を受け始めました。

 

correspondence school:通信教育学校

シュルツの受けた授業は、芸術の通信教育学校(art correspondence school)のもので、授業は手紙を通して行われ、実際の授業があるわけではありませんでした。

その後、シュルツは軍隊に入隊し、1943年から45年にかけて第2次世界大戦で戦いました(fought:戦う"fight"の過去)。

戦後は軍隊を離れ、通信教育学校で教え始めました。

 

freelance:フリーランス、自由契約で働く人

シュルツはフリーランス(freelance)としても働き始めました。

自分の作品(work)をひとつひとつ(piece by piece)を地元の新聞「セントポール・パイオニア・プレス」や雑誌「サタデーイブニングポスト」などに販売したのです。

 

folks:(特定の)人々、皆さん、家族、親類

1947年、シュルツは新聞などに掲載される続きものの漫画(a cartoon strip)「リル・フォークス:Li'l Folks」を生み出しました。

"Li'l"は、小さいという意味の"Little" の省略形で、"Folks"は人々(people)という意味です。

1950年にシュルツは、この漫画の名前を「ピーナッツ:Peanuts」に変えました。

※"Peanuts"には、豆のピーナッツという意味以外に、「つまらない人」「年齢の割には幼い子ども」という意味があるようです。

 

co-worker:同僚、仕事仲間

この漫画の登場人物は、3歳、4歳、5歳の子供たちで、この子供同士の関係や、この世界との関係(with the world)が描かれています。

そして、子供たちが経験することの多くは、シュルツ自身が経験したのと似たような出来事なのです。

主役はチャーリー・ブラウン(Charlie Brown)で、この名前はアートスクールで一緒に学んでいた(co-worker)人物の名前にちなんでつけられました(be named after)。

ですがチャーリー・ブラウンの細かい部分は、シュルツ自身のことが反映されています。

 

memoir:思い出の記、回顧録、伝記

ですので、この「ピーナッツ」はシュルツにとって、彼自身の思い出を記した回顧録(memoir)なのです。

ですが、チャーリー・ブラウンはシュルツの分身(to represent:代表する、象徴する)というだけでなく、ある部分では私達自身なのです。

 

to embarrassed:きまり悪がる、当惑する、まごつく

チャーリーは繊細で、皆に好かれ、きまり悪く感じがちな(embarrassed)男の子です。

できたらそうはなりたくなかったような状況に、チャーリーはよく陥ります( finds himself in situations that he would rather not be in.)。

 

to fall for:好きになる、だまされる

チャーリーは友達を信じていますが、いつも友達のルーシーが仕掛ける、お決まりのジョークにだまされるのです(fall for, get fooled by)。

(このルーシーとESL Podcastのスクリプトライターのルーシーとはまったく関係がありませんよ!当然ですけど。)

 

Good grief!:なんてこった、やれやれ

昔からあるいたずら、よく仕掛けられるいたずらとしては、ルーシーがアメリカンフットボールのボールをチャーリーが蹴るまで押さえて(hold)おいてあげると言うので、チャーリーはボールを蹴るために一生懸命走ります。

そして彼がボールを出来る限り強く蹴ろうとしたその最後の瞬間に、ルーシーはボールを引っ込め(pull away)、チャーリーは転ぶのです(fall down)。

チャーリーはいつも立ち上がりながらこう言います。"Good grief!"。

※下の動画に残念ながら"Good grief!"は入っていないのですが、ルーシーのお決まりのいたずらを見ることができます。

A Charlie Brown Thanksgiving - Clip

 

"Good grief!"というフレーズは、普通に使われていますが"Geez"や"Oh, no!"と同じような意味の古風な(old-fashioned)言い方で、いらだち(frustration)を表します。

"grief"は、誰かが亡くなったことによってもたらされる一種の悲しみのことを普通は指しますが、"Good grief"にはそのような意味はなく、単に"Oh, no!"という意味だけです。

geez:やれやれ、まったく;Jesus(キリスト)の短縮形で神の神名をみだりに口にしたくないという一部の信徒が使いはじめて広まった

 

Morty's "Oh Man, Oh Jeez!" Moments

 

tomboy:おてんば娘

他の登場人物としては、次のような子達がいます。

  • サリー(Sally):チャーリーの妹
  • ルーシー(Lucy):自分はなんでも心得ていると思っているチャーリーと同い年の女の子、シュローダーのことが大好き。
  • ライナス(Linus):ルーシーの弟
  • シュローダー(Schroeder):ピアノでベートーヴェンを弾くのが好きでチャーリーと同い年の男の子
  • ペパーミント パティ(Peppermint Patty):おてんば娘(tomboy)で男の子の格好をして男の子がするようなことをする女の子。チャーリーのことをチャーリーの一般的なニックネーム「チャック:Chuck」と呼ぶのは彼女だけ。
  • スヌーピー(Snoopy):チャーリー・ブラウンが飼っているビーグル犬(beagle)。裏庭のドッグハウスに住んでいて屋根の上で良く寝ている。素晴らしい想像力の持ち主で、よく自分が第一次世界大戦中のパイロットで、レッドバロン(the Red Baron:赤い男爵)と呼ばれたドイツのエースパイロットと戦っていると空想している。
  • ウッドストック(Woodstock):黄色い小鳥。スヌーピーと一緒に冒険によく出かけている。

マンフレート・アルブレヒト・フライヘア(男爵)・フォン・リヒトホーフェン(Manfred Albrecht Freiherr von Richthofen、1892年5月2日 - 1918年4月21日)は、ドイツの陸軍軍人、パイロット。第一次世界大戦参加各国で最高の撃墜機記録(80機撃墜、ほか未公認3)を保持するエース・パイロットとして知られる。乗機を鮮紅色に塗装していたことから「レッド・バロン」や「赤い悪魔」の異名で呼ばれた。

 

to insist:主張する、力説する、要求する

「ピーナッツ」は発表された極初期のころから人気がありましたが、シュルツは漫画を描くのに他の人の手伝いを断り、自分ひとりで描くことを主張しました(insist)。18,000作品を超える「ピーナッツ」は全てシュルツひとりの手によって描かれました。

「ピーナッツ」はテレビ向け映画にもなり、それらはクリスマスやサンクスギビングデー、ハロウィンに現在でも特別番組として放映されています。

 

autobiography:伝記、自叙伝

「ピーナッツ」の中のチャーリー・ブラウンの名前の元となった本物のチャーリー・ブラウンは、アーティストとしてはあまり成功せず、個人的な問題を多く抱えていました。

1980年代の始め、本物のチャーリー・ブラウンは回顧録(memoir, autobiography)を書き上げましたが、回顧録が出版される前の1983年に57歳で癌により亡くなってしまいました。

この回顧録を出版したのが、私の知り合いで、短い間ですが私と一緒にボランティアをしていたバーンズ(Virgil Burns)という男性で、彼はチャーリー・ブラウンの友人でもありました。

 

the day after:翌日、その次の日

バーンズは私に回顧録を送ってくれたので読みましたよ。残念ながら、その本は無くしてしまったのですが、その本のタイトルは「僕とチャーリー・ブラウン、やれやれな本:Me and Charlie Brown: A Book of Good Griefs」だったと思います。

本物のチャーリー・ブラウンと同じく、シュルツも2000年の2月12日に癌によりこの世を去り、彼の最後の「ピーナッツ」は2000年2月13日、シュルツが亡くなった翌日(the day after)に出版されました。

シュルツが亡くなった時点で、「ピーナッツ」は75カ国の2500紙上において掲載されていました。

 

 

 

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Words

cartoon:風刺漫画、アニメ映画

freelance:フリーランス、自由契約で働く人

folks:(特定の)人々、皆さん、家族、親類

memoir:回顧録、伝記、思い出の記

tomboy:おてんば娘

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