ESL Podcast English Café 490-2:濃霧と立ちくらみで建設が困難だったゴールデン・ゲート・ブリッジ(the Golden Gate Bridge)
2017/12/06
「ESL Podcast English Café(Cultural English) 490」の2つ目の話題のゴールデン・ゲート・ブリッジ(the Golden Gate Bridge)の抄訳です。English Café はダイアログ形式のレッスンより長めですので、いくつかに分けてブログにアップしていきます。
現在、英語学習サイトESL Podcastの無料サンプルレッスンをやっています。下記のリンクからポッドキャストが聞けるサイトへいけます。English Café 490の音声もあります。
English as a Second Language (ESL) Podcast - Learn English Online
目次
the Golden Gate Bridge
サンフランシスコにあるゴールデン・ゲート・ブリッジについてお話しましょう。
bridge:橋
橋(bridge)は、普通は水の上を通っている道(a road that goes over water)のことですが、地面の上にかけられた橋もあります。
Golden Gate Strait:ゴールデン・ゲート海峡
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、ゴールデン・ゲート海峡(Golden Gate Strait)の上にかかっている(to go over)橋です。

Golden Gate Bridge
strait:海峡
海峡(strait)は、狭い水路(a narrow passage)、狭い水域(a narrow band of water)のことで、広い水域(bodies of water)へと繋がっています。
ゴールデン・ゲート海峡は、太平洋(Pacific Ocean)のサンフランシスコ湾(San Francisco Bay)へと繋がっています。
fog:濃い霧、濃霧
この橋の建設(construction)は1930年代に始まり、完成したのは1937年でした。建設に関わる一番の問題は、霧(fog)でした。
霧は視界が悪くなるので、橋の建設に関わっている人たちにとって、たいへん危険なものでした。
サンフランシスコは霧だけでなく、寒さと雨がよく降ることでも有名な場所です。なので私はサンフランシスコではなく、美しく、太陽がサンサンと照る(sunny)ロサンゼルスに住んでいるんです。
precaution:用心、警戒、予防策
橋の建設に従事した人たちは、悪天候と危険な条件のため、多くの安全予防策(safety precautions)を施しました(to take)。
予防策(precaution)というのは、誰も怪我をすることがなく、みんなが安全だと確認するために(to make sure)行う事をいいます。
dizziness:めまい、立ちくらみ
また橋の建設に関わる人たちは、風から肌を守る特別なクリームを塗り、めまい(dizziness)から身を守る特別な食べ物も食べていました。
めまい(dizziness)とは、自分の頭が回転しているような感覚、自分が落下しようとしているような(be about to)感覚、自分のバランスを失って(lose your balance)いくような感覚のことです。
不幸なことに、11人の男性がこの橋の建設中に亡くなりました。
suspension bridge:つり橋
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、開通当時、世界で一番長いつり橋(suspension bridge)でした。ですが1964年にはニューヨーク市にある橋にそのタイトルを奪われました。
つり橋とは、橋が強力なワイヤーで持ち上げられている(be hold up)橋のことです。このワイヤーはケーブルと呼ばれていますが、橋の両端に連結されています。
international orange:インターナショナル・オレンジ
ゴールデン・ゲート・ブリッジは、全長が4,200フィート(約1,300メートル)あり、水面から265フィート(81メートル)上空にあります。
この橋の最も注目すべき(noticeable)部分は、その色でしょう。インターナショナル・オレンジ(international orange)と呼ばれる色に塗られており、この色を選んだ建築家は、この色がサンフランシスコ周辺の丘に橋が溶け込み(to blend)易くなると考えたのだそうです。

International Orange
参考サイト:Why is the Golden Gate Bridge Orange?
contrast with~:~と対照をなす、際立つ、引き立つ
私には、この逸話が本当かどうか分かりません。けれどもサンフランシスコの街と海が橋に対照的(contrast)となり、橋を引き立たせているように思います。
もしみなさんがサンフランシスコへ行くのであれば、絶対に(absolutely)ゴールデン・ゲート・ブリッジへ行き、一目見なければなりません。
そしてもし可能であれば、橋を車で渡ってください。ゴールデン・ゲート・ブリッジを見ずにサンフランシスコへは行けませんよ。それはフランスのパリに行って、エッフェル塔を見ないようなものです。
アメリカで最も有名な橋のひとつであり、サンフランシスコと言えばほとんどの人が連想するサンフランシスコのイメージでもあります。
○関連記事○
前のブログのESL記事一覧
おすすめ記事
-
1
-
2016年の私の英語っぷり!第二言語を学ぶのがどういうことなのか分かってきた気がする
さて、もう2016年の最後の日となってしまいました。 2016年の間に、3年目に ...
-
2
-
勉強嫌いが英語を続ける方法①:たくさんのつながりを持つ!飽きっぽい私が英語学習を続けられている理由はたぶんコレ
ひょんなことから英語を勉強しはじめて、この秋で3年目突入。 世の中が、TOEIC ...
-
3
-
勉強嫌いが英語を続ける方法 ②:英語と関係のない、より個人的な、幅広い「つながり」を持つ
前回は、私がひょんなことから英語の勉強を始め、「なぜ自分は英語学習 ...