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English Café 571-3:質問コーナー "Silence is only frightening to people who are compulsively verbalizing.";“man” と “men”の発音の違い

2016/09/15

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Photo:Hush!

 

ESL Podcast English Café 571」の3つ目の話題の「質問コーナー」の要約です。同じ回の他の話題については以下のリンクからどうぞ。

English Café 571-1:奇妙でおかしな家族のお話「アダムスファミリー:The Addams Family」

English Café 571-2:まるでアトラクション!?フーバーダム:The Hoover Dam

 

 

Silence is only frightening to people who are compulsively verbalizing.

 

トルコ(Turkey)のジヤ(Ziya)さんからのご質問で、アメリカの作家ウィリアム・バロウズWilliam S. Burroughs)の次に記す文の意味が知りたいそうです。

 

"Silence is only frightening to people who are compulsively verbalizing."

 

silence:沈黙、無音、静寂、静けさ

無音(silence)の反対は、音(sound)です。無音とは、誰も話していない、音も出していない状況のことです。

 

silence is golden:沈黙は金

古い言い回しに、沈黙は金(silence is golden)というものがあります。意味は、沈黙は良いことである(it is good to be quiet)、騒音を立てないのは良いことである(it is good to be in a place without noise)という意味です。

 

frightening:ぎょっとするような、恐ろしい

"to be frightening"は、誰かを怖がらせてしまう(afraid)、怯えさせてしまう(scared)、恐れ(fear)を抱かせてしまうという意味です。

 

compulsively:(副)強迫的に、強制的に、やむにやまれず

"compulsively"は副詞(adverb)で、形容詞(adjective)の"compulsive"から来ています。

 

compulsive:(形)強迫観念にとらわれたような、とりつかれたような

"to be compulsive"の意味は、なにかを行いたいという自分では制御できない強い願望(a desire)がある、です。

 

compulsive behavior:強迫行為

ある人達は、携帯電話でFacebookをチェックすることに、とりつかれたようになっています。5分おきに携帯電話でチェックしているように見えます。こういう行動を強迫行為(compulsive behavior)と言います。

 

psychological disorder:精神的疾患、心理的疾患

私達は"compulsive"という単語から、精神的疾患(psychological disorder)を持った人達をよく連想(associate)します。その人達は、ある行為を何度も繰り返し(over and over again)行うことをやめられません。

 

obsessive:強迫観念の、妄想にとりつかれた

厳密に言えば(Technically)、同じ行動を何度も繰り返すことがやめられないのを"obsessive"な状態であると言います。

 

urge:強い衝動

"obsessive"とは、何度も繰り返してなにかをしてしまうという意味です。"compulsive"は、あることを行いたいという強い衝動(urge)に抵抗(resist)できないという意味です。

 

to verbalize:言葉で表す、言語化する

"to verbalize"とは、言葉でなにかを表現するという意味です。普通は声に出して(out loud)表現することを言います。頭の中で考えていることを、声に出して表現するのです。ほとんどのひとは考えていることを、声に出して言いません。

 

ここで質問された文をもう一度見てみましょう。

"Silence is only frightening to people who are compulsively verbalizing."

静寂は、思考を声に出さずにはいられない人達を、ただ怖がらせるだけである。

"Silence"は、どんな音も騒音も立てていないという意味でしたね。"is only frightening"は、"is only scary"という意味で、ただ恐ろしいということです。

"to people who are compulsively verbalizing"は、考えていることを声に出すことに抵抗できないという意味です。

全文を通しての意味は「静寂は、思考を声に出さずにはいられない人達を、ただ怖がらせるだけである。」

 

odd:変な、風変わりな、妙な

頭の中で考えていることを常に声に出して話している人達のことを、皆さんは、おそらくご存知なんじゃないかと思います。こういう常に自分の思考を声に出して話す人達と一緒に働くのは、とても妙なものです。

 

to annoy:(動)うるさがらせる、いらだたせる、悩ます

そういう人と、だいぶん前に一緒に働いたことがあります。頭の中で考えていること全部を、声に出してしゃべってましたね、彼は。それには本当に五月蝿いものでしたよ。"to annoy"は、誰かを悩ませたり(bother)、怒らせたり(upset)、みじめな(unhappy)気持ちにさせるという意味です。

 

 

“man” と “men”の発音の違い

※音声はこちらの「Listen」をクリックして(00:29:54)あたりからです。

最後のご質問は、ブラジル(Brazil)のレオナルド(Leonardo)さんからです。あの偉大なレオナルド・ダ・ビンチ(Leonardo da Vinci)とは関係がないとのことですが、でもご本人かもしれませんよ。(though perhaps he is.)

 

singular, plural:単数の、複数の;単数形の、複数形の

レオナルドさんは2つの異なる単語の発音が知りたいそうで、ひとつは“man” で、もうひとつが “men”です。“man” は単数形(singular)で、 “men”は複数形(plural)です。両方とも、人間の大人(an adult)の男性のことを指します。

“man”の発音は[mˈæn]、“men”の発音は[mén]です。この2つの言葉の発音は、たいへんよく似ています。とくに早口でしゃべっている場合には、聞いている方は混乱するかもしれませんね。

There’s a man there.

There are men there.

そこにひとりの男性がいます。

そこに男性のみなさんがいます。

 

As is often the case~:~にはよくあることだが、大抵の場合

“man” と “men”は発音が似ているので、時には混乱するであろうことはお分かりだと思います。

こういった発音上の混乱は全ての言語によくあることですが、例え、発音上の違いを聞き取れなかったとしても、聞き取れなかった言葉の意味を、文脈(context)から推察する(tell)ことはままあります。

 

vowel:母音

アメリカ国内でも、地域によって母音(vowel)の発音が若干異なるときがあります。なので(therefore)、ニューヨークの発音の仕方とジョージア州(Georgia)の発音は、少し(slightly)違います。

これが良い例かどうか分かりませんが、はっきりとした事例となる他の言葉があります。一部の人は“man” を[mˈæn]と発音するところを[mˈen]と、“men”の発音を[mén]とするところを[mˈen]と発音します。

 

interjection:間投詞、感嘆詞、不意に言葉を発すること

さて面白いことに“man”をどう発音するかは、大人の男性以外のなにかを言い表したいのかどうかに依ります。

下の文の“man”は、間投詞(interjection)として使われています。間投詞(感嘆詞)は、強い感情(emotion)を表す表現のことです。

Man, it’s hot in here.

ここは暑いね。

 

以下の文の場合、“man”は大人の男性のことではありません。単に強い感情を表しているだけです。

Man, I am really tired today.

今日はホント疲れたよ。

 

このように強い感情を表せる“man”ですが、同じような形で“men”を使うことはありません。

Men, it's hot in here.

Man, it's hot in here.

 

 

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