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ESL Podcast English Café 580-2:質問コーナー in a heartbeat, in a second, in a moment; old, stale; deal with it

heartbeat

ESL Podcast English Café 580」の2つ目の話題の「質問コーナー」の要約です。同じ回の他の話題については以下のリンクからどうぞ。

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今回の質問コーナーに出てくる"deal"は、理解が難しい単語のひとつではないでしょうか。英語と日本語は意味に若干のズレや、意味する範囲の広さの違いがあり、そのへんのキワの部分を理解するのが難しいんですよね。

「鍋するから食べにおいでよ」と言われ行ってみたら「お好み焼き」を焼いている。よくよく話を聞いたら、ホットプレートや卓上コンロでする料理を「鍋」と呼んでいることが判明。さらに突っ込んで質問してみると「もんじゃ焼き」は鍋で、「焼きそば」は鍋ではないらしい。このへんのキワの見極めが難しい。"deal"は鍋系の小難しい輩です。

 

in a heartbeat, in a second, in a moment

最初のご質問は、台湾(Taiwan)のダンカンさん(Duncan)からで、"in a heartbeat", "in a second", "in a moment"という3つの表現の意味が知りたいそうです。

この3つは時間と関係があります(have to do with)。

 

heartbeat:心拍、鼓動、動悸(どうき)

"in a heartbeat"の中にある"heartbeat"は、体の一部である心臓(heart)が、血液を体中に送り出すことを言います。

 

contracts and expands:収縮と拡張

鼓動(heartbeat)は、心臓の筋肉が収縮と拡張(contracts and expands)をしたときに起こります。

血液を送り出しているのです(to pump)。

 

on average:平均して、平均で、概して

1回の心拍(heartbeat)は、たいへん短いものです。

平均で(on average)1分につき80回(80 times a minute)くらいだと思います。

ですので、1回の心拍(heartbeat)は、1秒の長さ(a second long)より短くなります。

 

in a heartbeat:すぐに、直ちに、一瞬で

"in a heartbeat"の意味は、たいへん素早く、遅らせる(delay)ことなく、起こるのを待つことなく、すぐさま(immediately)起こる、というものです。

ですので、本当に起こって欲しい事を話す時に、"in a heartbeat"はよく使われます。

I would move to Paris in a heartbeat if someone gave me a job there.

もし誰かがフランスのパリでの仕事をくれるなら、すぐさまあっちに行くよ。

 

もし、美しい女性が、若い未婚の男性に近づいてきて、彼に電話番号を聞いたとします。

He would give it to her in a heartbeat.

彼はすぐに彼女に、電話番号を渡すでしょう。

おそらく、一部の既婚の男性も喜んで電話番号を渡すでしょうが、それはしちゃ駄目ですよね(they shouldn’t)。

 

willingness:喜んですること、意向、意欲

"in a second"は、"in a heartbeat"とよく似た意味を持ちますが、その意味を生み出した考え(idea)は異なるものです。

"in a heartbeat"は、喜んで(willingness)何かをすることです。

 

in a second:すぐに、たちまち

I’ll be with you in a second.

しばらくお待ちください。(あなたの側にすぐに参ります)

上記の文の意味は、非常に短い時間であなたの側に行きますという意味です。

 

one sixtieth:1/60、60分の1(基数+序数)

1分は60秒ですが、"in a second"は文字通り(literally)に60分の1(one sixtieth)を意味しているわけではなく、たいへん短い時間のことを指しています。

10秒ではなく、1時間でもなく、60分の1分でもありません。

 

in a moment:たちまち、すぐ、一瞬

"in a moment"は、"in a second"と似ています。

意味は、直ぐに(very soon)、とても素早く(very quickly)です。

"in a moment"が使われるのは、"in a second"よりも、若干時間が長めの場合かもしれません。

この件については、はっきりとは私にも分かっていません。

私の場合で考えてみると、誰かが以下のように言った場合、

I’ll be with you in a moment.

この人は5分か10分くらい時間がかかるのかな、たぶんそれよりは短いかもしれない、と私は考えます(to assume)。

"in a second"の場合は、20秒か1~2分かかるけれど、10分や20分ではないというニュアンスが含まれています(imply)。

 

"in a heartbeat"は、やりたい事がやれる場合だけ使う

"in a second"と"in a second"は、なにかが起こって欲しいのか欲しくないのかに関わらず(regardless)、多くの異なる状況下で使われます。

ですが、"in a heartbeat"は、本当にしたいことや、本当にしたいことをする好機が得られた場合に普通は使われます。

 

 

old, stale

次のご質問は、ブラジルのマルコスさん(Marcos)からで、"old"と "stale"の間の意味について知りたいそうです。

 

have been around:世慣れている、色々な場所で多くの経験をしている

"old"は、長い間色々な場所で多くの経験を積んでいる(have been around)なにか、のことです。

もちろん、それはあなたが"old"を使っている状況によります。

 

old:年取った、年長の、古い

もし、あなたが10歳だったとしたら、25歳の人は"old"になります。

少なくとも、10歳の子供からみた25歳はとても年上に感じるでしょう。

あなたが50代だと、25歳はとても若く思えます。

このように"old"は、状況によるのです。

 

stale①:(食べ物が)新鮮でない、古くなった

"stale"は、普通は古くなった食べ物、特にパン(bread)のような食べ物について話す時に使われる言葉です。

 

stale bread:古いパン

"stale bread"は、出来てから2、3日経っていて、たぶん既に固くなっているパンのことです。

 

stale②:(空気が)よどんでいる、こもっている、むっとする

"stale"の他の使い方としては、"clean"や "clear"の反対の言葉としての"stale"があります。

特に、空気に関して話すときに使います。

もし、長い間、窓を開けていない部屋に入ったときに次のように言うかもしれません。

It’s stale in here.

ここは空気がよどんでいる

新鮮な空気(fresh air)が必要ですね。

ですので、この場合は"fresh"の反対の言葉が、"stale"になっています。

 

stale②:(ジョークなどが)言い古された、聞き古した

ほとんど(nearly)普通には使われていませんが、お話やジョークを披露する場合に"stale"は使われるかもしれません。

初めて披露される話やジョークではなく、内容が古臭く、あまりおもしろくない場合です。

こういった話やジョークを、"stale"と表現します。

 

 

deal with it

最後のご質問は、イランのマジッドさん(Majid)からで、"to deal with it"の意味が知りたいそうです。

 

to deal with something:扱う、世話をする、抱えた問題を解決する

"to deal with something"とは、なにかを扱う(to handle)、なにかの世話をする(take care of)、抱えている問題を解決する、といった意味です。

 

deal with it:やりたくなくてもやれ、嫌でも続けろ

ですが、"deal with it"というフレーズは、好まない状況や、やりたくないことでも、それを受け入れなくてはならないと誰かに言う場合に使われます。

やりたくなかったとしても、やることになっている事をやり続けなければならないのです。

例えば、ある仕事を終わらせるのに、週末かかりきりになるとします。

そんな場合に上司が部下に向かって言うフレーズなのです。

部下は不満に思って上司にこういいます。

No, I don’t want to do this.

こんなこと、やりたくないです。

そうしたら、上司がこう言うわけです。ちょっとくだけた感じでね。

That’s too bad. Deal with it.

ひどすぎるよね。でもやって(やりたくなくてもやれ)

 

"deal with it"を省略して"deal"で使う

数年前は今より、この"deal with it"という言い方が、よく使われていました。

一部では、"deal with it"の意味で、単に"deal"と短縮して言っているようです。

私の周囲だけかもしれませんけどね。

 

 

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