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ESL Podcast English Café 584-2:質問コーナー severe, serious; bill, check; 発音しない “b”のある単語の発音

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「ESL Podcast English Café 584」の2つ目の話題の「質問コーナー」の要約です。同じ回の他の話題については以下のリンクからどうぞ。

ESL Podcast English Café 584-1:100歳まで生きて生前に2回も死亡記事を書かれたコメディアン、ボブ・ホープ(Bob Hope)

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この質問コーナーはホントためになるんですよね。曖昧になってるところがハッキリして勉強になります。シリアス(serious)に「かなりの量、たくさんある」という意味があるのは今回初めて知りました。発音もルール覚えた!忘れちゃうかもだけど!

 

severe, serious

最初のご質問は中国のジェシーさん(Jessie)さんからで、"severe"と "serious"の意味が知りたいそうです。

severe ①:(病気や怪我などが)重い・ひどい

"severe"は、怪我(injury)に対してよく使われます。

 

severe injury:重傷、ひどい怪我

"severe injury to the arm"といった具合に使います。

意味は「腕の重傷」「重い腕の怪我」です。

 

severe ②:(自然現象など)ひどい・猛烈な

"severe"はまた、危険な気象状況、または人々に害をなすような天候に使います。

 

severe weather:悪天、荒天

悪天(severe weather)とは、たくさんの雨が降り、風が強い状態を言います。

ハリケーン(hurricane)や台風(typhoon)は、"severe weather"と言えるでしょう。

 

severe ③:(罰などが)重い・厳重な・過酷な・容赦のない

"severe"はまた、刑罰(penalty)という言葉と一緒に使われることもあります。

 

penalty:ペナルティ、刑罰、罰金

刑罰(penalty)とは、ある種の処罰(punishment)のことで、悪いことをしたために、やらなくてはいけないことや、耐えなくてはいけないことを指します。

 

severe punishment, severe penalty:厳罰、重い罰

例えば、税金を払うのが遅れた人には、政府が刑罰(penalty)を与えます。

その場合に、政府が多額のお金を払えと言えば、それは重い罰(severe penalty)と言えるかもしれません。

殺人を犯せば(commit a murder)おそらく厳罰(severe punishment)に処されるでしょう。

長い間、刑務所で過ごすことが必要になる(require)でしょう。

 

severe ④:(性格などが)厳しい・厳格な

"severe"は、人の性格(personality)についても使えます。

非常に堅苦しい(formal)人、とても厳格な(strict)人のことを意味し、おそらくあまり感じのよく(nice)ないひとでしょう。

 

severe manner:発言や行動が堅苦しくて厳格

"severe manner"とは、発言や行動がとても堅苦しく、そして非常に厳格なことです。

ここで使った"strict"は、「人々や自分にすらも困難をもたらすのに、規則に厳密に(exactly)従おうとする」という意味で使っています。

 

serious ①:重大な、容易ならない

"serious"は、"severe"よりも一般的な言葉で、幅広く使えます(broader application)。

"serious"は、重大なこと(important)、危険な結果(result)になる可能性があることを意味します。

application:応用、適用、申込み

 

serious injury:重傷、大怪我

既にご紹介した"severe injury"と同じように、"serious injury"という形で使えます。

"serious injury"とは、なんらかの方法で怪我をしてしまい、例えば、腕や足や目を使う能力を失うような重傷のことを指します。

 

serious ②:重要な、真剣さを必要とする

"serious"はまた、ささいなこと(trivial)や重要ではないこと(not important)の反対の意味を持ちます。

"serious"は、とても重要である(very important)ことを意味し、注意を払ったり、よく考えたりする必要があるということです。

 

serious ③:真面目な、本気の、冗談ではない

"serious"はまた、おもしろい(funny)ことの反対の状態を表すこともあります。

I'm not joking.

冗談では言ってないよ。

This isn't funny.

面白いことじゃないんだ。

This is serious.

真剣なんだ。

上記の文の意味は、「注意を払う必要があることなんです。重要な事だとみなしてください」です。

 

serious ④:かなりの、たくさんの、目を見張るような量の、強い印象を与えるような量の

"serious"にはくだけた言い方(informally)で、たくさんある(a lot of something)、感銘を受けるほどの量がある(impressive amount of something)という意味でも使われます。

He's making serious money working as a stockbroker.

ヤツは株式ブローカーをやって、かなりの額を稼いだんだぜ。

stockbroker:株式仲買人、株や証券の売買を仲介するひと

上記の文の中で、"serious"は "a lot of"の意味で使われています。

 

serious ⑤:(恋愛関係などが)真剣

"serious"は、結婚を考えているカップルや、一緒に長期間過ごそうと考えているカップルの互いの関係を表すときにも使えます。

I’m in a serious relationship.

真剣に付き合ってるんだ。

誰かが上記のように言ったとしたら、その人は自分たちカップルに悪いことが起こると考えているわけではありません。

その人は「長期間に渡って続く関係を考えています」「結婚につながる関係かもしれません」という意味のことを言っています。

 

 

bill, check

次のご質問は、ブラジルのフィリップさん(Phillipe)からで、レストランで使う際の "bill"と "check"の違いが知りたいそうです。

 

bill, check ①:(レストラン)勘定書、お勘定

レストランでは、"bill"と "check"は同じ意味で使われています。

食事をした代金として支払わなくてはならない金額が書かれた小さな紙「勘定書」のことで、ウエイターさんやウェイトレスさんが渡してくれます。

レストランでこの2つの言葉は、両方とも普通に使われています。

 

bill ②:請求書

"bill"は、支払わなくてはいけない金額が書かれた紙や書類のことも意味します。

例えば、医師にかかったら、医師から請求書(bill)が渡されます。

車を修理すれば、整備工(mechanic)から請求書(bill)が来ます。

ですので"bill"は、レストランの勘定書としてではなく、してもらった仕事の対価として支払いをしなくてはいけない金額が記載された書類や紙のことを指す、一般的な言葉(general term)なのです。

 

bill ③:紙幣、札、100ドル札

"bill"は、お金として使える紙のことも意味します。

ほとんどの国では、金属製のコインと、紙でできた紙幣(bill)をお金として使っています。

現在使われているのは、1ドル札、2ドル札、5ドル札、10ドル札、20ドル札、50ドル札、そして100ドル札です。

 

check ②:小切手

"check"が、"bill"(勘定書・請求書)と同じ意味で使えるのは、普通はレストランでだけです。

名詞(noun)としての"check"には、あなたの銀行口座から他の人がお金を引き出すことを許す書類のことを指します。

以前ほどは小切手は使われなくなりましたが、多くの人がまだ小切手で支払いをしています。

例えば、ガス会社や水道会社は支払いを、小切手の郵送でも受け付けています。

 

 

発音しない “b”のある単語の発音

最後のご質問は、ブラジルのラファエルさん(Raphael)からで、アルファベットの"b"の文字を持つ単語の発音についてで、特に"b"を発音しない単語についてです。

発音に関するルールのようなものがあれば、知りたいそうです。

英語の発音のルールは一般的なものがありまして、だいたいそれに基いています(Well, all rules of pronunciation in English are general and approximate.)。

そういったルールは大体において役に立ちますが(useful)、例外(exception)もあります。

 

ルール1:"m"の後の"b"は発音しない

※音声(有料)は(29:50)あたりからです。

一般的には、"m"の後にくる"b"は発音しません。

例:thumb(親指)

"thumb"は、一番小さな手の指(digit)のことです。

この"b"は発音しません。

発音は「さんっぶ」ではなく「さぁむっ:θˈʌm」

同じようにnumb(凍えた)、crumb(パンくず)、dumb(口のきけない)、tomb(墓)、limb(四肢)、womb(子宮)も"b"を発音しません。

上記の例は、"b"が単語の最後にあり、"b"の前に"m"がある場合です。

 

"b"が単語の中間の位置にあり、"b"の前に"m"がある場合もあります。

例:plumber(配管工)

発音は「ぷらんばー」ではなく、「ぷらまー:plˈʌmɚ」です。

この場合でも、"m"の後にくる"b"は発音しません。

 

ルール2:"b"の後に"t"が来る時は発音しない事が多い

また、"b"の後に"t"が来る時は、"b"を発音しない事が多いようです。

ですので、"b"は一般的に、"m"の後と"t"の前にある場合は発音しません。

例:debt(借金・負債)

発音は「でっと:dét」です。

例:doubt(疑う)

発音は「だうと:dάʊt」です。

"b"の後に"t"が来る時は、"b"を発音しません

 

単語の中間に"b"がある場合を見てみましょう。

例:subtle(微妙な)

「さどぉる:sˈʌṭl」

例:doubtful(疑いを抱いて)

「だうとふる:dάʊtf(ə)l」

この場合も"b"の後に"t"が来る時は、"b"を発音しません

"doubt"に関連がある言葉"doubters(疑う人)"も"doubted(疑い)"も、"m"の後にくる"b"は発音しません。

"debt"に関連する言葉"indebted(恩を受けて)"も同じように"b"の後に"t"が来る時は、"b"を発音しません

 

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