ESL Podcast English Café(Cultural English)587-1:宗教の自由を求めて新天地アメリカを目指す!メイフラワー号とメイフラワー誓約 The Mayflower and the Mayflower Compact
「ESL Podcast English Café(Cultural English)587」の1つ目の話題の「メイフラワー号とメイフラワー誓約:The Mayflower and the Mayflower Compact」の要約です。前回のお話は以下のリンクからどうぞ。
ESL Podcast English Café(Cultural English) 586-1:マルコムX(Malcolm X)イスラム教に改宗したアフリカ系アメリカ人解放指導者
今回のお話はすごく面白いんですが、長い!(2016年11月あたりからEnglish Caféの話題が3つから2つに変更されたのも長くなった理由のひとつですが)当ブログ最長記事でございます。面白かったので、ついあまり省かず訳してしまいました。イギリスの当時の事情から始まり、メイフラワー号がなぜ新天地を目指したのかがよく分かりました。「イギリス王が許可してくれた場所に行かないから、もう俺たちはイギリスの支配下にはないんだぜぇ!」と船上で話し合うあたりの論理のこねくり回し方が面白い。
目次
- The Mayflower and the Mayflower Compact
- settler:開拓者、 (初期の)植民者、移民
- religious freedom:信仰の自由
- to breakaway:離脱する、逃げる
- to allow:許す、可能にする、させておく
- to get rid of:終わらせる、廃止する、取り除く、捨てる
- Reformation:宗教改革(16-17C)、改革、改善、感化
- denomination:宗派、教派、命名、名称、階級
- to reform:改革する、改善する
- corrupt: (道徳的に)堕落した、不道徳な、汚職の
- corruption:(名)堕落、退廃、汚職、買収、言葉のなまり
- Puritans:ピューリタン、清教徒、イングランド国教会の改革を唱えたキリスト教の大きなグループ
- Hence:これゆえに、したがって、therefore
- son of~:~の男子の子孫
- critical of:厳しく批判して、難癖をつけて
- to harass:悩ます、困らせる、うるさがらせる、困らせる
- regulation:取り締まり、規制
- interference:干渉、口出し、邪魔
- religious persecution:宗教的迫害
- Dutch:オランダ人、オランダ語
- charter: 国家が植民地などをつくる権利を認可すること
- in exchange for:~と引き換えに
- saint:聖人、聖者、聖徒
- to set sail:出航する、帆を掲げる、出港する
- to move over:振り返る、席などを詰める、後輩などに地位を譲る
- Atlantic Ocean:大西洋
- to tip over:(水中で)ひっくり返る、転倒する
- legal reasoning:法的推論、法的思考
- to self-govern:自治する
- compact:(名)契約、盟約;(動)ぎっしり詰める、圧縮する
- to vote:投票する、可決する
- to ratify:批准する、承認する
- monarch:(世襲的な)君主、主権者、帝王
- Plymouth:プリマス、メイフラワー号のピューリタンが最初に定住した場所
- Plymouth Rock:プリマスロック、ピューリタンが最初に上陸した場所
- constitution:憲法、構成、組織、体質
The Mayflower and the Mayflower Compact
今日はアメリカの歴史の始まりにおいて、たいへん重要なメイフラワー号とメイフラワー誓約についてお話しましょう。
settler:開拓者、 (初期の)植民者、移民
アメリカのどの学生も皆、このメイフラワー号という名前の有名な船について学びます。
というのは、アメリカへのヨーロッパ人の最初の開拓者(settler)を運んだ船だからです。
religious freedom:信仰の自由
ほとんどの子供たちは、最初のヨーロッパからの開拓者たちは、信仰の自由(religious freedom)を探し求め(seek)て来たと習いますが、ほとんどの場合、あまり詳細は説明されません。
そういうわけで、メイフラワー号と船上で交わされた合意(agreement)のメイフラワー誓約(Mayflower Compact)を今回の話題に選んだのです。
to breakaway:離脱する、逃げる
さて、まず皆さんは、当時のヨーロッパの歴史、特にイギリスの歴史を少々理解する必要があります。
イギリス王ヘンリー8世(King Henry VIII)は、自身の教会であるイングランド国教会(Church of England)を設立(establish)しました。
これは、当時の最大のキリスト教会であるローマカトリック教会(Roman Catholic Church)からの離脱(breakaway, break off)の結果でした。
ヘンリー8世は様々な(variety)理由から、彼自身の宗派を設立したかったのです。
to allow:許す、可能にする、させておく
ローマカトリック教会は、ヘンリー8世の2度目の妻との結婚を許そうとしませんでした(not allow)。
そこでヘンリー8世は、彼の再婚を許す教会を作ろうと決断したのです。
ヘンリー8世と2度目の妻には、エリザベス(Elizabeth)という名前の子供がいました。
エリザベスは女王のエリザベス1世(Elizabeth I)となり、この新しいイングランド国教会のトップである首長となりました。
エリザベス1世は1558年に即位し、亡くなる1603年まで女王の座にいました。
※Wikipediaによると、ヘンリー8世が新しくイングランド国教会を作ってまでも再婚したかったのは、乱世の時代に男の世継ぎが欲しかったからのようです。ようは子供が女の子しか生まれなかったので再婚を繰り返し計6回結婚したようです。
to get rid of:終わらせる、廃止する、取り除く、捨てる
エリザベス1世が、イングランド国教会の首長になって行なった典型的なものとしては、カトリック教会の多くの慣習(practice)を廃止した(get rid of, eliminate)ことでした。
"to get rid of"とは、自分が好きではない物を取り除く(remove)、捨てる(throw away)という意味です。
Reformation:宗教改革(16-17C)、改革、改善、感化
このイングランド国教会の設立は、ヨーロッパに起きていた宗教を改革しようという運動(religious movement)の部分的な動きでした。
この宗教的な運動のことを、もっと一般的には宗教改革(Reformation)と呼んでいます。
denomination:宗派、教派、命名、名称、階級
この宗教改革は、多くの多様なキリスト教の宗派(denominations)を生み出しました。
"denomination"は、ここでは集まって(gather together)宗教的な組織や教会をつくるキリスト教のグループのことを指します。
to reform:改革する、改善する
イングランド国教会は、イギリス政府公認の教派(official church)でしたが、イギリスに存在したのは、この教派だけではありませんでした。
イングランド国教会は十分にカトリック教会の慣習(the practices)を変えていない、イギリス国教会の改革(to reform)は十分ではないと考える人達が多く存在しました。
corrupt: (道徳的に)堕落した、不道徳な、汚職の
彼らはイングランド国教会は、未だに汚職で腐敗しすぎている(still too corrupt)と考えていました。
そして、そう考えるキリスト教徒たちは、自分たちで教派(church)を始めたのです。
"to be corrupt"とは、行うことになっているのでするというより、むしろ(rather than)お金や個人的な利益が得られるからするという意味です。
動詞の"to corrupt"は、政府がするはずのことをせず、違法なお金を受け取るために、なにかをすることを表す際によく使われます。
corruption:(名)堕落、退廃、汚職、買収、言葉のなまり
名詞の"corruption"は、動詞の"to corrupt"から来ており、不正な(dishonestly)ことをする組織や、その組織に属する人達のことを意味します。
Puritans:ピューリタン、清教徒、イングランド国教会の改革を唱えたキリスト教の大きなグループ
たくさん設立された宗派のひとつにピューリタン(Puritans)がありました。
ピューリタンはイングランド国教会を改革しようとするのは無駄である(no use)との結論にいたり、そのため純粋でシンプルな自分たちの教派(church)が必要になりました。
Hence:これゆえに、したがって、therefore
こういった事情から(Hence)、ピューリタン(Puritans)という宗派の名前は、純粋な(to be pure)という言葉から来ているのです。
"to be pure"とは、公正で(clean)、どのような宗教上の罪深きこと(sin)もなく、誤り(mistake)もないという意味です。
son of~:~の男子の子孫
エリザベス女王の死後、イングランドはジェームズ王(King James)により統治されました。
エリザベスに子供はおらず、ジェームズ王はヘンリー8世(エリザベスの父)の別の娘の子孫(son of)でした。
critical of:厳しく批判して、難癖をつけて
ピューリタンたちはジェームズ1世に、自分たちの宗派を設立してもいいか尋ねましたが、王の答えはNOでした。
ジェームズ王は、国公認の宗派であるイングランド国教会を厳しく批判(critical of)する人達など欲していなかったのです。
to harass:悩ます、困らせる、うるさがらせる、困らせる
ジェームズ王が新しい宗派を承諾しなかったため、ピューリタンは政府の役人により、よく悩まされ(harass)、煩わされました(bother)。
"to harass"とは、不愉快(uncomfortable)にさせられるか、身体的に危害さえ加えられることも意味します。
regulation:取り締まり、規制
1609年に、ピューリタンはイギリスを離れることを決め、オランダ(Holland, Netherlands)に移ります。
オランダには規則や宗教に対する規制(regulations)が少なく、ピューリタンはイギリスでいるときよりも宗教の自由(religious freedom)を手にすることができました。
interference:干渉、口出し、邪魔
宗教の自由(religious freedom)は、アメリカでは大変重要視されています。
自分の宗教を実践することができ、政府からの干渉(interference)なしで宗教的信仰(religious beliefs)を持つことができるという意味です。
religious persecution:宗教的迫害
ピューリタンはオランダの西部にあるライデン(Leiden)という都市に居を構え、宗教的な迫害(religious persecution)を受けずに生きられることを望んでいました。

Leiden, Nederland
Dutch:オランダ人、オランダ語
オランダでの生活が12年を過ぎ、多くのピューリタンたちには、物事があまり上手く行っていないことがはっきりしてきました(decide)。
良い仕事がなく、家族を養えるだけのお金も十分に稼げていませんでした。
子供たちはイギリスの生活様式を忘れ、オランダ語を話し、オランダの流儀で生活していました。
charter: 国家が植民地などをつくる権利を認可すること
ピューリタンの中には、たとえオランダのような宗教の自由がなかったとしても、イギリスに戻ろうと考えるひとたちもいました。
他のピューリタンたちは、イギリスに戻るのは解決策にはならないので、代わりに他の国へ行こうと決めていました。
そして、イギリスの王にアメリカへ行く認可(a charter)を求めました。
"a charter"とは、政府から与えられた土地とその土地へ行く許可のことを指します。
イギリスの王は、現在ではバージニア州である地域を、ピューリタンたちに与えました。
そこで、44人のピューリタンが第一陣としてメイフラワー号(Mayflower)で新天地に送り込まれました。

Virginia
in exchange for:~と引き換えに
資金面から言うと、ピューリタンはあまりお金を持っていませんでしたが、イギリスの実業家の一団が投資してくれることになりました。
実業家たちが資金を提供し、ピューリタンはメイフラワー号での旅との引き換えに(in exchange for)実業家たちのために7年間働く取り決めをしました。
一部の実業家たちは、ピューリタンと共にアメリカに赴くことになりました。
saint:聖人、聖者、聖徒
メイフラワー号に乗船したピューリタンたちは、自分たちのことを聖徒(the saints)と呼び、実業家たちなどその他の乗船者を外来者(stranger)と呼んでいました。
"a saint"とは人物の事を指し、善良で、信心深く(religious)、神に対して特別な思いを抱き(to be special to God)、神聖な(holy)人であるという意味です。
to set sail:出航する、帆を掲げる、出港する
1620年の8月(August)5日、メイフラワー号はアメリカへ出航する(to set sail)最後の準備を終えました。
同じ時期に、スピードウェル号(Speedwell)という名の他の船も、メイフラワー号よりも多くのピューリタンを乗せて、オランダからアメリカへと旅立ちました。
アメリカへ向けて旅立つピューリタンたちの船は2隻あり、計画としては2隻で一緒に長旅をするというものでした。
to move over:振り返る、席などを詰める、後輩などに地位を譲る
ですが、スピードウェル号はすぐに問題が生じ、海水が船内に流れ込んでしまいました。
スピードウェル号の船長はアメリカへの旅を断念することにし、スピードウェル号に乗船していたピューリタンの一部は、メイフラワー号に乗り換えました(transfer, move over)。
ですので最終的には、メイフラワー号には合計で102名が乗船し、約半数がピューリタンでした。
1620年の9月(September)15日、ついにメイフラワー号は長い船旅にでることになったのです。
Atlantic Ocean:大西洋
当時のアメリカへの船旅は、長期間かかりますし、危険でした。
強烈な嵐(storm)、強風などがありましたから。
多くの乗船者が病気にかかり、食料が十分ではなかったため空腹状態でした。
大西洋(Atlantic Ocean)上で65日が過ぎた後、ついに乗船者が陸地(land)を発見しました。
その陸地は、彼らが行くはずであったバージニアの北部ではなく、後にマサチューセッツ州のケープコッド(Cape Cod)となるあたりでした。
ですので、彼らは到着するはずであった場所より、450マイル(724km)ほど北に着いてしまったのです。
そのため、さらに南下することにしました。

Cape Cod, Massachusetts
to tip over:(水中で)ひっくり返る、転倒する
ですが、この時点で船は陸地近くまで来ていたので、彼らの大きな船が進めるだけの十分な海の深さがなく、メイフラワー号はほとんど転覆(to tip over)しかけました。
"to tip over"とは、垂直(vertical)だったものが水平に(horizontal)なるという意味で、つまり倒れた(fall over)のです。
ですが、水の中での場合は "to fall over"とは言わず、"to tip over"といいます。
"to fall over"も "to tip over"も、動きとしては同じもので起こった場所が違うだけです。
tip:(動)斜めになる、ひっくり返る、チップをやる;(名)先端、頂点、ひっくり返ること
legal reasoning:法的推論、法的思考
転覆しかかった船を、水深の深い場所まで移動させてから、彼らは次にどうするかを決めようとしました。
明らかに(obviously)着くはずではなかったこの場所に留まるべきなのか、それとも、着くはずだったバージニアを目指そうとするべきなのか。
一部の乗船者は、もしここマサチューセッツに留まれば、法的な問題が生じることになることに気が付きました。
なぜなら、イギリスの王から得ていた許可(the charter, the permission)は、マサチューセッツの土地ではなく、もっと南のバージニアだったからです。
もしバージニアに行かなければ、自分たちは自分たちのやりたいことをやりたいようにできる、自分たち自身で統治できる、もはやイギリスの王の支配下ではなくなるだろうと彼らは考えました。
この法的推論(legal reasoning)はちょっと奇妙ですが、彼らはそうすることに決めたのです。
自分たちはバージニアには行かないので、もうイギリスの一部ではない。
自分たち自身で協定(agreements)をつくり、自分たちの政府をつくろう。
ということになったのです。
※食料も少ないし、病人も多いし、船は転覆しかかるし、陸地はすぐそこに見えているしで、当時のメイフラワー号の皆さんの心情、お察しいたします。でも論理をこねくりまわすあたりが面白いですね。
to self-govern:自治する
そこで彼らは席を設け、自治(self-government)の協定(an agreement)を結びました。
彼ら自身で統治する(govern)ことにしたのです。
"to self-govern"とは、自分たち自身で自分たちを統治するという意味です。
compact:(名)契約、盟約;(動)ぎっしり詰める、圧縮する
この協定のことを、メイフラワー誓約(Mayflower Compact)と呼びます。
"compact"とは、別の言葉でいうと正式な契約(formal agreement)です。
to vote:投票する、可決する
メイフワラー誓約は、たいへんシンプルな民主制(democracy)で、なにかを決めるときにはみんなの投票によって決めるというものでした。
この誓約では、より良い、より大きなコミュニティをつくるために、お互いに助け合おうと誓っています。
そして、知事(governor)は、みんなの投票で決めるとも書かれています。
to ratify:批准する、承認する
このメイフラワー誓約は、それ自体がみんなの投票により承認されました(ratify)。
この誓約はアメリカの歴史においてたいへん重要な文書で、新天地アメリカで新しくアメリカ人となった人達が、自分たち自身で統治した最初の決議(act)でした。
monarch:(世襲的な)君主、主権者、帝王
また、この誓約の背景にある、イギリスの君主(monarch)から自分たち自身を切り離す(separate)という考え(idea)は、数百年後の1776年に実際に行われました。
※1776年:独立宣言
Plymouth:プリマス、メイフラワー号のピューリタンが最初に定住した場所
この誓約に調印後、数名を現在ではケープコッドとして知られる地域に派遣し、定住に最適な場所を探しました。
そして1ヶ月ほどして、プリマス(Plymouth)として知られることになる地域に定住することにしました。
プリマスはケープコッドより約30マイルほど北にある地域です。
Plymouth Rock:プリマスロック、ピューリタンが最初に上陸した場所
そして、彼らは船をプリマスまで進め、プリマスロック(Plymouth Rock)という場所から上陸しました。
プリマスロックは、アメリカ史において大変重要な場所だと考えられています。
なぜなら最初にヨーロッパ人の定住者たちが新大陸についた場所だからです。
現在でも、この岩を実際に見ることができます。
この岩については、English Café377にて、面白い逸話をご紹介してます。
※岩が1個あるだけなので、「がっかりの名所」と言われているらしいです。
constitution:憲法、構成、組織、体質
さて、これがメイフラワー号とメイフラワー誓約についての基本的な流れです。
最初のアメリカ人は宗教の自由を探し求めて(seek)アメリカ大陸に来ました。
この宗教の自由はたいへん重要なもので、私達の憲法(Constitution)の最も最初の修正(amendment)も、アメリカ人は宗教の自由を保証されるというものでした。
これは憲法の最初の修正(amendment)における最初の自由権(freedom)でした。
※他にも言論の自由、出版の自由、集会の自由などが修正第一条にはありますが、最初に述べられているのが宗教の自由であるという意味です。
※長い記事になってしまいました。ここまで読んでくださった方、私の拙い訳にお付き合いくださいましてありがとうございました。お疲れ様です。
関連サイト:Wikipedia メイフラワー誓約
ESL Podcast English Café(Cultural English) 586-1:マルコムX(Malcolm X)イスラム教に改宗したアフリカ系アメリカ人解放指導者
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