ESL Podcast 1258:私の小説にテロをするのはやめてちょうだい!急降下してるわ!Causes of Plane Crashes
2016/12/10
「ESL Podcast 1258 – Causes of Plane Crashes」です。これまでのESLPodcastのレッスンは以下のリンクからどうぞ。
ESL Podcast 1257:このオンボロ車なら、いつだって持って帰れる状態よ!Repairing Damage to an Auto Body
ESL Podcast 1256:DVDなら音量も速さも変えられるのにね!Describing Fast and Slow Speech
今回のレッスンでようやく器具や道具といった意味の"instruments"を理解できた気がします。英語と日本語の単語の意味は少しずれていたり、意味するところの範囲が狭かったり広かったりするので経験を積まないとしっくりこないんですよね。私の場合は。一時、"idea"に悩まされました。今回はコクピット内のレバー、ボタン、計器(高度計など)それぞれが"instrument"だと言っているようです。
instrument:器具、器械、道具、楽器、手段;飛行機や車などの器械のひとつで、器具(tools)やボタン、レバー(lever)、計量器(gauges)など
あとパイロットエラー(pilot error)の"error"の発音が難しい。動詞の"to err"は更に難しい。音声(10:28)あたりで両方聞けます。
目次
Causes of Plane Crashes
Angelica: So the book I’m writing starts with a plane crash.
ええと、私の執筆中の本は、飛行機の墜落事故から始まるのよ。
so:ここでの"so"に意味はなく、「あー」や「えっと」のように使われる≒um, well
plane crash:飛行機の墜落、墜落事故
※ "I’m writing"は前に置かれたbookの説明で、bookが主語、stertsが動詞
Corey: What caused it?
何が原因で墜落したの?
to cause:原因となる、引き起こす
it:飛行機の墜落
※ What caused it? ≒ Why did the plane crash?
Angelica: It doesn’t matter. That’s not part of the story.
そんなこと、どうでもいいわ。お話の一部じゃないもの。
It doesn’t matter:重要じゃない、どうでもいい、≒ it’s not important
Corey: But characters have backstories*1, so you should have a backstory*1 for the plane crash.
でも登場人物にはそれぞれバックストーリー*1があるわけで、墜落事故に至った背景情報*1を入れたほうがいいよ。
backstory:バックストーリー、背景となる話
should:~したほうがいい、~すべきだ
Angelica: Okay, the plane crashed because of mechanical failure*1, or better yet*2, pilot error*3.
分かったわ。この飛行機が墜落したのは、機械の故障*1のためよ、それか*2パイロットのミス*3ね。
because of~ 名詞or動名詞:~のために;because~には主語と動詞がくる
mechanical failure:機械の故障
failure:失敗、不成功
better yet:それより、もしくは;良い考えを思いついて、その考えを先に述べたことの代わりに提案(suggest)したい場合に使うフレーズ
pilot error:パイロットエラー、パイロットの人為的ミス
Corey: What happened? Was it because the pilot misread*1 the instruments*2 or had a problem navigating*3?
何が起こったんだい?パイロットが機器*2を読み違えた*1のかい?それとも操縦*3に問題でもあった?
Was it because~?:それは~となったためですか?
to misread:読み間違える、誤読する、誤解する;不正確な理解や判断(interpret)、不正確に読む、価値を読み間違える
instrument:器具、器械、道具、楽器、手段;飛行機や車や他の器械のひとつで、器具(tools)やボタン、レバー(lever)、計量器(gauges)など
to navigate:操縦する、航行する、航海する、〈雑踏などを〉通り抜ける、〈議案などを〉うまく〔議会などを〕通過させる
Angelica: I don’t know.
知らないわ。
Corey: Maybe he or she was incapacitated due to an illness. What kind of illness?
たぶん、彼だか彼女だかは、病気で操縦ができなくなったんだよ。どんな病気なの?
incapacitated:無能力にする、不適格にする、資格を奪う
due to~:~のため、~の結果
illness:病気、不健康
Angelica: Forget it. Let’s say instead that it happened because of an act of God.
病気の件は忘れて。病気の代わりに例えば、天災のために事故が起こったとかかな。
Forget it.:気にしないで、忘れて、もういいわ
Let’s say:例えば~したとすれば、仮に~したとして
act of God:不可抗力、天災
"Forget it"関連記事:ESL Podcast 1243: 注射をするときには全身麻酔をお願いします!Getting an Anesthetic
"Let’s say"関連記事: ESL Podcast 1240:僕の頭の中の計算機はモップがけが得意です!Giving Correct Change
Corey: Like a lightning strike? That’s not very likely.
落雷とか? あんまりありそうにもないよ、それは。
lightning strike:落雷、落雷被害、電撃
likely:ありそうな、もっともらしい、しそうな
Angelica: Okay, how about some problem with the flight crew*1 that caused the cabin*2 to depressurize*3 and the plane to go into a tailspin*4.
じゃあそうね、乗務員*1に問題があって、それが客室*2の気圧を下げて*3しまって、それで飛行機が急激に落下した*4とかでどう?
how about~:~はどうですか
flight crew:フライトクルー、飛行機の乗務員
cabin:船や飛行機の客室、木造の小屋
to depressurize:(飛行機などの)気圧を減圧する、気圧を下げる
tailspin:急激に落下する、不景気になる、意気消沈する
Corey: What was the problem with the fight crew?
乗務員の問題ってなんなの?
Angelica: It doesn’t matter!
それ、どうでもいいから!
It doesn’t matter:重要じゃない、どうでもいい、≒ it’s not important
Corey: Maybe a member of the flight crew was a hijacker*1 and it was an act of terrorism*2.
たぶん、乗務員のひとりがハイジャック犯*1で、テロ*2だったんだよ。
hijacker:ハイジャックの犯人、乗っ取り犯人
act of terrorism:テロ行為
Angelica: Okay, let’s say that’s what happened. Happy?
はいはい。じゃあテロだったってことにしましょ。満足?
Let’s say:例えば~したとすれば、仮に~したとして
※ここでは、"Let’s say"を「じゃあ」にしてあります。
Corey: But wait! Who was the terrorist? What were his aims and what was his cause?
でも待ってよ! 誰がテロリストだったの? 目的はなに? 理由は?
aims:狙い、目的、意図
cause:理由、根拠
Angelica: You know what? I think you should put that in your book!
あのねぇ、それはあなたの本に書くべきよ。
You know what?::あのね、ねえ
※ここでの"put"は、テロリストの意図や目的に関する情報を本の中に置くというイメージ≒書く
旧ブログから"You know what?"関連記事:【ESL Podcast】 1222:僕のベイビーちゃんを優しく扱って!Describing Amounts and Movement of Liquid
so:filler words(つなぎ言葉)、意味はなし
アンゼリカ(Angelica)は最初にこう言ってます。
"So the book I’m writing starts with a plane crash."
この"So"は、現在のアメリカ英語では多くの場合 "um" や "well" などと同じように使われています。
"filler words"は、文章の最初に使われる、特定の意味を持たない言葉のことです。
better yet:それより、もしくは
"better yet"は、直前に口にした考えよりも、よい考えが思い浮かんだときに使います。
to misread:読み間違える、誤読する、誤解する
"to misread"の過去形(past tense)は同じスペルですが、発音が違います。
現在形:みすりーど 過去形:みすれっど
※音声は(11:10)あたりからです。
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GLOSSARY
plane crash:飛行機の墜落、墜落事故;飛行機が空中で落下(fall out)し、コントロール不能な状態で地面か水中に落ちる、普通は死亡者や怪我人が出る
backstory:バックストーリー、背景となる話;背景情報(background information)、現在のは重要ではない話だが、事件などが起こる前の話や詳細を提供し、読者や視聴者がより深い理解ができるようにする。
mechanical failure:機械の故障;エンジンか機器(equipment)の問題、人の操作ミスではない問題
better yet:それより、もしくは;良い考えを思いついて、その考えを先に述べたことの代わりに提案(suggest)したい場合に使うフレーズ
pilot error:パイロットエラー:飛行機を飛ばしている人がするミス、よく事故に繋がる
to misread:読み間違える、誤読する、誤解する;不正確な理解や判断(interpret)、不正確に読む、価値を読み間違える
instrument:器具、器械、道具、楽器、手段;飛行機や車や他の器械のひとつで、器具(tools)やボタン、レバー(lever)、計量器(gauges)など
to navigate:操縦する、航行する、航海する、〈雑踏などを〉通り抜ける、〈議案などを〉うまく〔議会などを〕通過させる
incapacitated:無能力にする、不適格にする、資格を奪う
act of God:不可抗力、天災
lightning strike:落雷、落雷被害、電撃
flight crew:フライトクルー、飛行機の乗務員
cabin:船や飛行機の客室、木造の小屋
to depressurize:(飛行機などの)気圧を減圧する、気圧を下げる
tailspin:急激に落下する、不景気になる、意気消沈する
hijacker:ハイジャックの犯人、乗っ取り犯人
act of terrorism:テロ行為;多くの人々に恐怖をもたらす暴力的な行為で、普通は政治的、宗教的な目的を達成するために行われる
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