
今週は先週よりさらにやる気も元気もない状態でしたが、手術した毛深き生き物の猫さんを、なんとか術後の検査に病院へと連れて行きました。ついでに自分の定期健康診断検査にも行ってきました。そんな生きる屍状態の今週の英語はこんなかんじ。屍のくせに健康診断…。
クリントン・キャッシュ(Clinton Cash)
もうね、元気ない。でもアメリカの政治ゴシップだけは別腹。トランプさんのロシア疑惑が取りざたされてますが、この疑惑がトランプさんの敵対勢力であるアメリカ民主党とヒラリー・クリントンさんを危機に陥らせる事件につながるんじゃないかと、実は勝手にワクテカしてます。
英字ニュースもついついそっち系を読みがち。このブログで何度か言ってますが、文章を正確に読むには背景知識が必要だと感じているので、ヒラリーさん危機一髪!米民主党瓦解状態!にそなえ、図書館で「クリントン・キャッシュ」という本を借りてきました。
Amazonの内容紹介より:外国政府と企業がクリントン夫妻を『大金持ち』にした手法と理由。 「この大統領選で、最も求められ、恐れられていた本」(ニューヨーク・タイムズ紙) 「汚職がはびこるところに、金がある。これが新たなクリントン・ドクトリンだ。」(ウォールストリート・ジャーナル紙) 「発売前から、ヒラリーの頭痛の種」(ロサンゼルス・タイムズ紙)
ピーター・シュヴァイツァー LUFTメディアコミュニケーション 2016-02-10
私が、米民主党になぜ危機が訪れると考えているのかというと、色々と怪しい動きがあるからです。簡単にまとめると…
- 米民主党のアメリカ大統領選を仕切っていた民主党全国委員会(DNC)は、資金難のためヒラリー・クリントン候補に資金援助をしてもらい、代わりに大統領選挙選に関わる権力を渡した。
- トランプ大統領のロシア疑惑の調査に、民主党全国委員会(DNC)は資金を出している。
- 民主党全国委員会(DNC)の前委員長ワッサーマン・シュルツ氏(Wasserman Schultz)は、パキスタン人のIT担当を雇い、彼が情報流出をさせ30万ドルの送金をしたあとでも捜査を妨害しようとした。
私は、ロシア側がトランプさんに売り込もうとしたヒラリーさんの情報とは、ロシア関連以外のものではないだろうかと疑っているのです。
そして、今は時代の転換点なので、時代のトレンドに逆らう人は大きなダメージをくらうのではないだろうか?という陰謀論めいた推論から、日本の民主党に起こったような劇的な事件、一瞬にして崩壊するような事件が起こるかもしれないと思ってるんですが、さて、どうなりますかねー?
とりあえず重要人物名や主要ポスト名、組織図、抱えている問題あたりは知識として押さえておきたいなと思ってます。
ちょっと話それますが、この本の訳者は、幸福実現党初代党首の「あえば直道」氏です。せっかくいい本を日本にご紹介されているのに、あえばさんの仕事の仕方や自分の見せ方、経歴の表現の仕方になんだかすっきりしない部分を感じて残念です。元共和党全米委員会顧問アジア担当という肩書は使わないほうがいいのではないでしょうか。
まだ最初のほうを読んだだけですので、読み終わったら感想なども書いてみたいと思います。
forever home:ペットたちの終の棲家
今週のスカイプ英会話は、K先生(キュートな帰国子女)がお休みだったため、スチュワート先生(アメリカ人チェロ奏者)のレッスンだけ受けました。
ウチの猫さんも、私の膝の上で一緒にレッスンに参加したこともあり、野良猫や捨て猫の飼い主を探す活動をしているグループのお話になりました。そういう動物たちを引き取ってペットとして育てる人たち・家庭のことを、「フォーエバー・ホーム:forever home」というのだそうです。
私:それってペットの里親ってことですよね?
スチュ:まぁそうなんですけど、ちょっとニュアンスが違うんです。単に里親になるだけじゃなくて、本当の家族としてペットを歓迎して、大事にして、一生一緒に暮らしてくれる…そういう家庭を"forever home"っていうんです。
forever home
A word used by pet breeders or shelter operators to describe a loving home where the pet can be adopted to live out the rest of his or her days.
"We take as good care of her as we can, but Princess is still looking for her forever home."
ペットのブリーダーやシェルターの運営者によって使われている言葉で、ペットが残りの人生を生き延びるために引き取ってもらえる温かい家庭のことを指す。例文「私達も出来うる限り、この子(her)にちゃんとしたお世話をしてあげてるんだけど、プリンセス(人の名前)はまだ、この子を家族の一員として迎え入れてくれる温かい里親さんを探しているのよ。」
to live out:(句動)生き延びる
loving home:温かい家庭
スチュ先生が、「きみちゃん、きみちゃん」とそこだけ日本語で言っているので、てっきり里親サポートグループのスタッフさんが「きみちゃん」というお名前なのかと思っていましたが、どうも話がおかしくなるので詳しく聞いてみると、スチュ先生が拾った子猫さんの名前でした。微笑ましい!
The Grudge:映画「呪怨」
話題は、ペットを家族として迎え入れる温かい家庭の話から、なぜか恐怖映画へ…。前にスチュ先生と話した映画「127時間」の動画のアドレスがスカイプのチャット欄に残っていたので、「血みどろ系映画は、スプラッタームービー(splatter movie)って呼びますけど、"gore"とも言うんですよねー。」という話になり、そこから怖い映画のお話になってしまいました。
gore:〔傷口から出た〕血(糊);流血事件、殺人、暴力
実は、私もスチュ先生も怖い映画を見るのは好きじゃないんですよね。でも話すのは平気ですから!例によってスチュ先生がWikipedia英語版を読みながら、「最初はビデオ作品として作られたんですね!」などと話しつつ…
私:スチュ先生、世の中には見たら最後、忘れられなくなるシーンというものがあります。この映画もそのひとつなので見ないことを強くおすすめします。
スチュ:映画「リング」も怖いって話ですよね。
私:それも記憶に残りがちなシーンが多いのでおすすめできません。
スチュ:見たことあるんですか?
私:むぅ。残念ながら両方とも見てしまいました。
スチュ:(すごく嬉しそうな顔)
喜びすぎだろ!スチュ先生!
呪怨もリングも実際にあったとしたら、私なら兵器として活用します。
agnostic:不可知論
その後、霊を信じるか信じないかというお話になりました。
スチュ:信じます?
私:信じませんねー。霊現象って、磁場とか電気的な環境が普通じゃない場所で、人間の脳が見たように感じてしまってるんじゃないかと思うんですよ。
スチュ:なるほどー。霊は物理的な行動はとれませんものね。んー、"agnostic"みたいですね。存在を証明することも、不在を証明することも出来ない…
私:あ、あぐのすてぃっく?(カタカナでぐぐって)不可知論!「人間は神の存在を証明することも反証することもできない」と説明にありました。
スチュ:そーです。"thiest"と "athiest"の中間ですね。
私:ん、ちょっとチャット欄にスペルお願いします。(チャット欄の単語をぐぐって)有神論者(thiest)と無神論者(athiest)か!
無神論者(athiest)の発音は、「エイシエスト」、有神論者は「シーイスト」です。不可知論とか日本語でも聞いたことないんですけど!私はスチュ先生ほど教養はありませんので、代わりに日本のアレやコレやをお教えしたいと思います。次回のレッスンではぜひ「中二病」を説明してみようかと…。むずかしそうだなー。
女性参政権論者に起きた悲劇 Night of Terror 1917
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