伊達政宗の英語版ウィキペディアがなんかおかしい気がする
スカイプ英会話の予習で、英語版ウィキペディアの伊達政宗のページを読んでいたのですが、なんか記述に違和感があるんですよね。下の赤文字のところ。
Service under Hideyoshi
In 1590, Toyotomi Hideyoshi seized Odawara Castle and compelled the Tōhoku-region daimyōs to participate in the campaign.
Although Masamune refused Hideyoshi's demands at first, he had no real choice in the matter since Hideyoshi was the virtual ruler of Japan.
Masamune still delayed, infuriating Hideyoshi.
Expecting to be executed, Masamune, wearing his finest clothes and showing no fear, faced his angry overlord.
Not wanting further trouble, Hideyoshi spared his life, saying that "He could be of some use".
Wikipedia :Date Masamune
「(遅参のため)自分の身が危ないと感じた伊達政宗は、豊臣秀吉に会う際に、一番いい服を着て、秀吉(あるいは死)を恐れていないことを示した。」みたいに読めます。
伊達政宗のことに詳しくないので断言できないんですが、他のサイトさんなどで仕入れた知識によると、この"finest clothes"とは、政宗が死を覚悟して着用した「白装束、死装束」のことを言っているのではないでしょうか。
「良い服を着て、自分の存在を高め、相手や死を恐れていないことを示す」という発想自体が日本的ではないように思います。
日本だと「身を清める」方に行くと思うんですよね。
あと一番いい服をはなにを指すのか?という話にもなりますし、服装や外見を見て判断することへの文化的比重?が日本では低いように感じます。
実は、こういう考え方にネット上で何度か出くわしたことがあって、東南アジアの国の方がそういう発言をされていたのを見たことがあります。
スカイプ英会話のスチュワート先生(アメリカ人チェロ奏者)に、「ウィキペディアは編集できるから訂正したらどうです?」って言われたんですが、伊達政宗のことをよく知らないので、自分の勘違いなのかとも思うし、はっきり分からないんですよね。
ただ、なんかおかしな説明だなと思うだけで…。
んー。
どうなのかな。
photo:puppy
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