ESLPodcast (Daily English) 1280:音声が不明瞭で聞こえにくいなら読ませちゃいましょ!Describing Poor Audio Quality
2017/01/23
「ESLPodcast (Daily English) 1280 - Describing Poor Audio Quality」です。これまでのESLPodcastのレッスンは以下のリンクからどうぞ。
ESLPodcast (Daily English) 1278:娘が入試に合格する前に、親が学費試験で落とされました!Applying to a Selective School
目次
Describing Poor Audio Quality
Young: We have a major problem. The audio*1 on the new presentation*2 is really awful.
実は大きな問題があるんだ。新しいプレゼンテーション*2の音声*1が本当に酷いんだ。
major problem:big or important problem
audio:音声の、音声部分
presentation:プレゼンテーション
really awful:本当に酷い、実に凄まじい、 ≒ really bad, or terrible
Silvia: Really? Let me listen to it. Oh, the volume*1 fluctuates*2 and keeps cutting out*3. We even have long periods of dead air*4!
えっ、そうなの?ちょっと音声を聞かせてみて。うわっ、音量*1が変動して*2、音がとぎれとぎれに*3ずっとなってるわね。長い音声の中断*4すらあるじゃない!
volume:音量;シリーズ物の本などの巻
to fluctuate:変動する、上下する;数や量が減ったり増えたりする
to cut out(※記事下に説明あり):とぎれとぎれになる、音声が途切れがちになる;信号や接続が一時的に切れる
dead air:音や映像の中断、放送側の技術的な問題で起こる
Young: That’s only one of the many problems. Keep listening and you’ll hear lots of static*1 in the background*2. Sometimes it’s so loud that it drowns out*3 all other sounds.
そんなのたくさんある問題のひとつにすぎないよ。そのまま聞いてみて。そしたら背景*2に雑音*1がたくさん入ってるのも聞こえるから。すごくうるさい雑音もあって、他の音をかき消しちゃってる*3んだ。
static:音声などに混じる雑音;シューという音(hissing)やパチパチいう音(crackling)が音声や電話での会話中に聞こえる
background:背景、バックグラウンド
to drown out:かき消す、打ち消す;うるさすぎて他の音が聞こえない
Silvia: Oh no, the voices are distorted*1, too. Some speakers sound garbled*2 and others sound muffled*3.
もうやだ、人の声もゆがめられててはっきり聞こえない*1じゃない。不明瞭*2に聞こえる話し手もいるし、他の人はくぐもって*3聞こえるわ。
distorted(※記事下に説明あり):歪められた、ゆがめられた、曲解された;不明瞭で(unclear)はっきりと聞いたり読んだりするのが困難;;特に電子機器などの問題で音が高くなったり低くなったりして分かりにくい場合を指す;例:歯医者さんで麻酔使用後に舌や唇が麻痺してはっきり話せない場合など
garbled(※記事下に説明あり):事実を曲げた、不明瞭な、要領を得ない;文字化けした;不明瞭で理解するのが難しい;≒distorted;例:酔っぱらいが話そうとしている
muffled:音がくぐもった、音を殺した、音源にカバーなどがかかっていて聞こえにくい;うるさくなく聞くのが難しい;例:マフラーやマスクが口の部分にかかっていて声がはっきり聞こえない状態
※"distorted"と"garbled"の違い(私見)
両方とも「不明瞭、はっきり理解できない」といった意味ですが、説明などを読んだ上で私なりに考えたところ、"distorted"は情報の出力は正常(歯医者さんで麻酔をしても頭ははっきりしている、録音した際の音声は正常)で、音が実際に出るまでの経過でおかしくなっている(舌がしびれてはっきり話せない、電子機器の異常で音がおかしい)
"garbled"は情報の出力段階からおかしい(酔っ払っていて正常に話せない、録音した時点で話し方が不明瞭)という違いがあるのかなと思いました。
Young: And when you can make out*1 what the speakers are saying, their voices are tinny*2.
話してるひとがなにを話してるのか理解でき*1たとしても、甲高く不快な金属音っぽい*2声になってるんだよね。
to make out:(判読などが難しい物を)理解する、見分ける;見たり聞いたり理解する(interpret)のが難しい物を理解したり読んだりする
tinny:かん高く(high-pitched)不快で金属が出すような音;錫(スズ)の、ブリキ製の、安っぽい;例:ドライブスルーの注文を聞く店員の声
Silvia: What are we going to do?
どうすればいいのかしら?
Young: I guess we can try to remaster it and see if we can make any improvements.
プレゼン資料(it)を品質改善のために作り直して、音質を良くできるかどうか確認してみるのはできると思うよ。
I guess~:~だろうね
to remaster:リマスターする;品質改善のためにレコードや映画フィルムを作り直す
to see:見る、確認する
improvements:改善、向上、改良
Silvia: What if we can’t?
改善できなかったら?
What if~?:もし~だったらどうなるだろう?
Young: Worse comes to worst*1? We’ll use captions*2!
最悪の場合*1? その時は字幕*2だな!
worse comes to worst:最悪の場合、最悪の事態;悪い状況がさらに悪くなる、可能な限り悪化する
captions:字幕、映像などにつける説明文、表題;音声や映像の内容を文字で理解してもらうためにつけるもの
to cut out:音がとぎれとぎれになる、音がきれぎれになる
句動詞の"to cut out"は、単純に「止める」という意味になる場合もあります。
ですがここでは、"to cut out"を音声に対して使っており「音声が一時的に止まり、そしてまた再び始まる」という意味になります(it means for the sound to stop temporarily and then to begin again)。
音声が"to cut out"したと、もし誰かが言った場合、その人は「音声が聞こえていたのだけれど、急に聞こえなくなった、それからまた聞こえ始めた」と言っているのです。
音楽をヘッドフォン(headphone)や、耳に差し込むタイプのイアホン(earbuds)で聞いているときに突然聞こえなくなり、そのあとにまた音楽が聞こえるようになることが時々起こりますよね。
bud:芽、つぼみ
※耳の奥までいれない丸い形のものをイアホン(earphones)といい、突起があり耳の奥まで入れるタイプをイアバッド(earbuds)というようです。
たいていは接続が悪かったり、イアホンのケーブル(wire)に問題があったりして起こります。
この音声の状態を"to cut out"というのです。
to be distorted:ゆがめられた、歪められた、不明瞭で理解できない
"to be distorted"は、聞くのが難しい状態、理解するのが難しい状態のことを指します。
たいていは録音になにか問題があったか、音声を聞くのに使っている装置に問題があったかが原因です。
突然とても高い音になったり、とても低い音になったりする状態です。
※サンプル音声がありましたが、ロボットが話しているようなかん高い声になってました。
garbled:不明瞭な、要領を得ない、文字化けした、事実を曲げた
"garbled"とは、理解するのが難しいという意味です。
前述の"to distorted"とよく似た意味です。
ESLPodcast (Daily English) 1278:娘が入試に合格する前に、親が学費試験で落とされました!Applying to a Selective School
GLOSSARY
audio:音声の、音声部分
presentation:プレゼンテーション、スライドなどの映像や資料を提示しながら説明したりスピーチをしたりして情報を伝える、聴衆の前に立って行うことが多い
volume:音量;シリーズ物の本などの巻
to fluctuate:変動する、上下する;数や量が減ったり増えたりする
to cut out:とぎれとぎれになる、音声が途切れがちになる;信号や接続が一時的に切れる
dead air:放送側の技術的な問題で音声や映像が中断すること
static:音声などに混じる雑音;シューという音(hissing)やパチパチいう音(crackling)が音声や電話での会話中に聞こえること
background:背景、バックグラウンド;主要な動きや出来事の背後で起こる物事、視聴者や読み手が意識を普通は向けない部分
to drown out:かき消す、打ち消す;うるさすぎて他の音が聞こえない
distorted:不明瞭で(unclear)はっきりと聞いたり読んだりするのが困難、否定的な形で変えられる、特に電子信号(electronic signal)的な問題によってはっきりしない場合を指す;歪められた、曲解された;例:歯医者さんで麻酔を使用された後に舌や唇が麻痺してはっきり話せない場合など
garbled:事実を曲げた、不明瞭な、要領を得ない;文字化けした;不明瞭で理解するのが難しい
muffled:音がくぐもった、音を殺した、音源にカバーなどがかかっていて聞こえにくい;うるさくなく聞くのが難しい;例:マフラーやマスクが口の部分にかかっていて声がはっきり聞こえない状態
to make out:(判読などが難しい物を)理解する、見分ける;見たり聞いたり理解する(interpret)のが難しい物を理解したり読んだりする
tinny:かん高く(high-pitched)不快で金属が出すような音;錫(スズ)の、ブリキ製の、安っぽい;例:ドライブスルーの注文を聞く店員の声
to remaster:リマスターする;品質改善のためにレコードや映画フィルムを作り直す
worse comes to worst:最悪の場合、最悪の事態;悪い状況がさらに悪くなる、可能な限り悪化する
captions:字幕、映像などにつける説明文、表題;音声や映像の内容を文字で理解してもらうためにつけるもの
ESLPodcast (Daily English) 1278:娘が入試に合格する前に、親が学費試験で落とされました!Applying to a Selective School
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