【映画で英会話】トイ・ストーリー Toy Story-79
2020/12/14
ディズニー映画「トイ・ストーリー」を使って英語+英会話の勉強をしています。利用している脚本サイトや、他のトイ・ストーリーの記事などへのリンクは記事下にまとめてあります。
SFX: THUNDER
雷が鳴り響く特殊効果音
SFX:特殊効果(special effects)
As storm clouds roll over Sid's house, Woody slumps over the window sill in defeat.
シドの家の上に雷雲が広がるが、ウッディはまだ(おもちゃたちに救助を拒絶されて)打ちのめされていて、窓際で前かがみの姿勢でいる。
storm cloud:嵐雲
to roll :(巻いてあるものを)広げる・ほどく;雷がゴロゴロ鳴る;転がる、回転する
to slump over:前かがみの姿勢をとる、前のめりになる
defeat:敗北、負け;失敗
※窓の敷居部分に力なく倒れかかっているかんじです。
INT. SID'S ROOM - CONTINUOUS
シドの部屋の内部の映像、前シーンから切れ目なく映される
INT.:室内(INTERIOR)の略
CONTINUOUS:(映像がシーンの切り替えなどなく) 切れ目なく続く
BROKEN TOY SOUNDS emit from behind Woody.
壊れたおもちゃたちの動く音が、ウッディの背後から聞こえる。
to emit:音を発する、(光や熱などを)放射する
He turns from the window to see... THE MUTANT TOYS converging all around Buzz.
ウッディは窓際から振り返り、(シドに改造された)ミュータント・トイたちが、バズのまわり一面に集まっているのを目の当たりにする。
mutant toy:変異体のおもちゃ、ここではシドに改造されたおもちゃのこと
to converge:一点に向かって集まる
all around:あたり一面に、至るところに
WOODY
BUZZ!!:バズ!!!
Still holding onto Buzz's arm, Woody jumps down from the desk and runs to Buzz's rescue.
バズの外れた腕をしっかり抱えたままで、ウッディは机から飛び降り、救助するためにバズへと走る。
to hold onto~:しっかりと~をつかまえておく、~をぎゅっと握っておく、~を手放さない
WOODY
Go away, you disgusting freaks!
あっちへ行け!気持ち悪い変な奴ら!
to go away:(命令形で)あっちへ行け!、消え失せろ!;立ち去る;逃げる
disgusting:胸が悪くなるような、非常に不快な
freak:奇形、変態、変種、変わり者
Babyface turns from the fray and charges at Woody with his erector-set pinchers.
改造おもちゃのベイビーフェイスが(みんなでバズに群がっている)争いの場から振り向き、(自分の胴体についている)エレクターセットのピンチを振りかざしウッディに突撃する。
Babyface:人形の赤ちゃんの顔が蜘蛛型の胴体に乗っている改造おもちゃ
fray:争い、喧嘩
to charge:突撃する、体当たりする
erector-set:エレクターセット、おもちゃの商品名、金属製の部品を組み合わせておもちゃをつくる玩具、金属のレゴ的なおもちゃ
pincher:カニのハサミのように物をつまめるエレクターセットの部品の名称
Woody cowers, shielding himself from Buzz's arm.
ウッディは体をすくめ、バズの取れた腕で(ベビーフェイスから)自分自身を守る。
to cower:縮こまる、萎縮する、すくむ、かがむ
to shield~from…:…から~を守る
○スカイプ英会話でK先生(帰国子女)に聞いてみた!:to shield~from…
質問「映像ではウッディがバズの腕を手に持って盾にした状態で改造おもちゃの攻撃を防いでいるのに、"shield~from…"の意味が"…から~を守る"だとすると、ウッディはバズの腕から自分の身を守った、という意味なり映像から意味がずれてしまうんですけど…」
・確かに "shield~from" じゃなくて "shield~with" なら、より日本人には分かりやすい自然な文章にはなると思います。
・「バズの腕を盾として使って」という意味でここで使っている"from"は、"by"に近い意味で使われているんですね。
・fromは「なになにによって」という意味もあるので、"shield~from…"を「…から~を守る」という意味を持っても英語的には実はおかしくありません。
・"shielding himself" で一旦文章を区切ってみると分かりやすいかもしれません。
Babyface clamps onto the arm and has a tug-o-war with Woody.
ベイビーフェイスはバズの取れた腕をしっかりと掴み、(バズの腕を取り合って)ウッディと綱引きを始める。
to clamp:物をしっかりと持つ、位置を保つ
tug-o-war:綱引き、tug-of-war, tug o' warとも呼ばれる
WOODY
Alright back! Back, you cannibals!
(俺と争うというのか)いいだろう、(バズの腕を)返せ!返せ!、この人食い野郎め!
cannibal:人食いの、共食いする動物
Woody loses his grip on the arm and sails across the room, crashing into the wall.
ウッディはバズの腕から手を離し、(手放した勢いで)部屋を横切って吹っ飛び、壁に衝突する。
to lose one's grip:手を離す、支配力を失う;判断力が鈍る
to sail:(帆船のように)なめらかに進む・浮く・飛ぶ
By now there is no sight of Buzz within the swarming mass of mutant toys.
群れている改造おもちゃたちの一団の中で、今ではもうバズの影も形も見えなくなっている。
By now:今では、今頃はもう、そろそろ
no sight of:兆候がない、影も形もない
to swarm:群れで動く、大群になる、群衆が移動する、一杯になる
Woody attacks the mob with a vengeance.
ウッディはバズの復讐のために、改造おもちゃを攻撃する。
mob:暴徒、仲間
vengeance:復讐、仇討ち
WOODY
He is still alive, and you're not gonna get him, you monsters!
バズはまだ生きているし、おまえたちに(食料として)バズを手に入れたりさせない、この化け物たちめ!
alive:(形)生きていて、生存していて
gonna:"going to"がなまった形
He furiously throws the mutant toys aside, digging his way to...BUZZ
怒り狂ったウッディが改造おもちゃたちを脇へ投げ捨てていくやり方で(改造おもちゃの山を)掘っていた…バズの方へと。
furiously:怒り狂って、猛烈に、激しく
aside:わきへ
to dig:掘る
He is sitting up, his broken arm now newly-attached.
バズは上体を起こしてきちんと座っており、肩から外れていた腕は、既に再び肩に装着されている。
to sit up:上体を起こす、きちんと座る
newly:再び、新しいやり方で、最近
attached:(形)くっつけられた、付着した、送付された
Woody's anger turns to confusion.
(バズの腕が直されているのを見て)ウッディの怒りは困惑へと変わる。
anger:怒り
confusion:混乱;困惑、ろうばい
WOODY
Hey?! Hey, they fixed you!
ええっ!? おい、こいつらがお前の腕を直したぞ。
Woody shakes Buzz's arm to confirm what he's seeing is real when he looks to the mutants.
ウッディはバズの腕を揺すぶって、自分が目にしていること(バズの腕が直った)が現実だと確かめ、同時に改造おもちゃたちの動向にも目を配る。
to confirm:確かめる、確認する
○スカイプ英会話でK先生(帰国子女)に聞いてみた!:whenのニュアンス
質問「"what he's seeing is real" とここまでは意味が分かるのですが、このあとに"when he looks to the mutants."がつくと、「ウッディが改造おもちゃを見る」というのがいつ起きた話なのか分からなくなるんですが…
・このwhenは「同時のwhen」です、同時に起きてるwhileに近い意味です。
・whenには、瞬間を意味するときもあれば同時進行を意味するときもあります。
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- Toy Story 11~ の記事一覧
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