トランプ大統領「クリスマスの挨拶はメリークリスマスだろ!ハッピーホリデーとかなにそれ?」
トランプ大統領がTwitterで、「メリークリスマス!」と挨拶されていました。
メリークリスマス!と挨拶することを、みんながまた誇りに思い始めた。
私達が大事にしてきた美しい挨拶の言葉への非難に対し、率先して立ち向かって来たことを、私は誇らしく思います。
メリークリスマス!
People are proud to be saying Merry Christmas again. I am proud to have led the charge against the assault of our cherished and beautiful phrase. MERRY CHRISTMAS!!!!!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 25, 2017
アメリカでは最近、クリスマスの挨拶として「メリークリスマス!」と言わず、「ハッピーホリデー!」と言うようになってきているようです。
下のニューズウィーク日本版の記事は去年(2016年)のものですが、それによると、大統領選中からトランプ大統領は「アメリカでメリークリスマスと言えないのはおかしい」と異を唱えていたとのことです。
どうやら近年のアメリカでは、「メリークリスマス」は気軽に使ってはいけない言葉のようだ。理由は、クリスマスが宗教的な行事である以上、キリスト教徒でない相手に対してキリスト教の祝い事を押し付けるのはよろしくないという考え方が広まったから。
キリスト教徒に対して言う分には問題ないので、相手がキリスト教徒だとあらかじめ分かっている家族間や親しい間柄同士では今も普通に使われる。一方でさまざまな宗教の人が混在するような公の場では、「メリークリスマス」の代わりに「ハッピーホリデー(Happy Holidays)」と言うのが主流化してきた。
(中略)
しかしトランプは、ポリティカル・コレクトネスに縛られて言いたいことが言えなくなったアメリカに真っ向から異を唱えて当選した。彼のスローガン「アメリカを再び偉大に」には、「アメリカが再び『メリークリスマス』と言える国に」という意味も込められている。
先週もウィスコンシン州での遊説で、トランプはこう語った。「18カ月前、私はウィスコンシンの聴衆にこう言った。いつかここに戻って来たときに、我々は再び『メリークリスマス』と口にするのだと。......だからみんな、メリークリスマス!」
そういう経緯があって、今日、2017年の12月25日のTwitterになったというわけですねー。
トランプさんを批判する人がほとんどで、支持率も低空飛行ですけど、トランプさんは2期目もいくと思うなぁ。
メリークリスマスとみんなが挨拶できるように戦ってくれる大統領なんて他にいないでしょうし、そしてこれは見た目以上に重大な問題なんだと思いますよ。
日本にずっといると分からないけれど、他の国を見てると「国のアイデンティティ」って大事なんだなと思う。
これはアメリカの一種の正念場なのかも。
とりあえず、メリークリスマス!
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photo:MERRY CHRISTMAS
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