日本語では知ってるのに英語では見知らぬ他人の単語さんたち
2016/10/04
日本語ではよく知っている言葉が、英語で発音されると見知らぬ他人になってしまって、まったく聴き取れないことがあるというお話。
このブログでは、アメリカの英語学習サービスESL Podcastを利用した記事が主なものになっています。
先日のレッスンの中で、男性用コロン(or オーデコロン)の名前の由来はドイツのケルン(Cologne)から来ているという説明がありました。
その記事にも感想として書きましたが、ドイツの地名の英語読みは、割りと聞き取りも発音も難易度が高いように思うんですよね。(私だけかもしれませんが)
ケルンの発音は、あえてひらがなで書くと「こるん」に近いです。
関連記事:ESL Podcast 1245:あいつにはこのレシピが効くはずだ!Measuring Mass and Volume
上記の記事内にも書きましたが、やはり同じくドイツの首都ベルリン(Berlin)も聞き取りにくい英単語のひとつで、ひらがなで書くと「べぇりぃん」です。
ベルリンもケルンも、日本語で聞くと誰でもすぐ分かると思うんですが、英語だとまったく分からなかったりします。
少なくとも一番最初に耳にした時は、なんのことやら?という可能性大。
こういった見知らぬ他人の単語がかなりあります。
今すぐ思いつく単語としては、サラダ(salad)。
生野菜をつかってドレッシングをかけて食べるサラダです。
サラダの場合は、最後の「ダ」をほとんど発音せず、ひらがなで書くと「さらっ」です。
このサラダの問題点はですね、音自体が非常に短いので、聴き取れないどころか聴き落とす可能性があるところなんですよ。
会話の中で聞くと、他の音にまぎれてしまって聞き落としたりします。
サラダと同じく最後の言葉をほとんど発音しない単語で分かりにくい単語としてはタロット(Tarot)があります。
タロットカードで占う…のタロット。
ひらがなで書くと「たろっ」です。
私はこの単語を(単語の読み方を)アメリカのドラマ「キャッスル ミステリー作家は事件がお好き」で覚えました!
私の旧ブログでタロットの件は書いてませんが、よかったら下のリンクからどうぞ。
関連記事:【ドラマで英語単語】particulous:馬鹿らしいっ!「キャッスル 〜ミステリー作家は事件がお好き」でよく聞く単語
いま、思い出しましたが、最近やった別のESL Podcastのレッスンにも見知らぬ単語さんがいました!!
それはナレーター(narrator)。
小説や映画の中で物語を語る人のことで、日本語でもナレーターという言葉を使いますし、意味もだいたい同じだと思うんですが、英語で言われるとちょと気づきにくい気がします。
発音をひらがなで書くと「ねぇれれぃたぁ」
関連記事:ESL Podcast English Café 573-2:日本ではクリスマスの曲!?星に願いを。When You Wish Upon a Star
見知らぬ単語さんたちの話から、ちょっとそれますが「TOEICで高得点をとっても映画すら理解できない!」とTOEICを否定的に評価されてる方がちらほらいらっしゃいます。
そういうのは、私からすると(そんなのあたりまえでは?)とか思っちゃうんですよね。
けっしてTOEICを評価していないわけではありません。
TOEICやその他の英語の試験は、英語を勉強する動機にもなりますし、公平な評価をするという意味で英語力に客観性が与えられます。
試験を目指して勉強するわけですから、英語の力もきちんとついていると思います。
ただ、どんな試験でも範囲というのがあるわけで、その範囲から漏れている部分もあって、地名やお料理の名前なんかは範囲から漏れているだけなんです。
なので「TOEICで高得点をとっても映画すら理解できない!」と聞いて不安になっておられる方には、不安になる必要などないと申し上げたいです。
試験が一段落してから、色々と聞いたり読んだりすればいいだけの話。
他にも色々と知っているのに見知らぬ単語さんたちがいるので、またこのブログでご紹介していきたいと思います。
このお話の続き:日本語では知ってるのに英語では見知らぬ他人の単語さんたち ②
いとでんお勧め!:ESL Podcastを1年続けて私の英語に起こった変化
過去ブログのESL記事一覧
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